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キス。3 ページ4

キーンコーンカーンコーン......


結局授業はロクに進まず、終わった


授業当てにしても仕方ない。
家に帰ってやろ.....


スタスタ廊下に出て行きはぁーとため息をこぼす。


「ひーろせさん?」


ピタッ


歩いていた体が止まる。


私はゆっくり振り返ると伊達工1嫌いな男子がニコッと胡散臭い笑顔で笑って立っていた


やっば.....さっき睨んでたのばれた....?


「......なんですか」


「さっき俺の方見てたから何かあったかなって」

......見てたわけでなく睨んでたんです!


「別に....なんでも」


「ふーん?.....あ、もしかして俺のこと好きだったり?」


........は?


ちょっとまて。なにこいつ自意識過剰?


モテるやつって自意識過剰な奴多いよね


じゃなくて。


「いや、違うのでご安心を」


そういい逃げるつもりだった。


でも



グイッ



腕を掴まれる。


「......広瀬さん、眼鏡とったほーがいんじゃない?ほら......」


眼鏡がとられる


軽く視界がぼやける


でも二口が、妖しく微笑んでいるのはわかる


やばい、なんとなくやばい。


そう思った時だった


「.........!?」



影が重なった

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作者名:*愛弓* | 作成日時:2016年1月16日 23時

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