私、今日から「忍たま」になります！～Part２～ (ページ44)

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第６９話救出するのはの段ページ44

～久々知兵助先輩side～

何故、タソガレドキの組頭がAを、いや、今はそんな事どうでもいい。Aを助けなければ！

もう一度攻撃をするがまたも軽々と避けられてしまう

雑渡さん「何、少し借りるだけさ。心配するな傷付けるつもりはないよ」

そういうと雑渡さんはAを連れ去ってしまった。

綾部「久々知先輩！どうしますか！プロの忍者3人相手にしかも組頭がいたんじゃ僕たちだけじゃ倒せません！」

確かに、俺たちだけでは倒せない

くっ・・・仕方ない

「綾部！」

綾部に声をかけ煙玉を投げ敵の視界を遮る。

その隙に綾部と共にそこを抜け出す事に成功した。

忍術学園に知らせる為、急いで向かう

敵は・・・追ってきてはいないな。よし

「綾部！急いで戻るぞ！」

綾部「はい！」

忍術学園に着き、綾部には他の上級生を集めるよう頼み、俺は学園長先生に報告しに行った。

しばらくすると学園長先生の庵の庭に四年生から六年生の忍たま計、16名と山田先生、土井先生が集まった。

学園長先生「先ほど久々知平助と綾部喜八郎、そしてAがタソガレドキ城の忍者に襲われた。その際Aがタソガレドキ忍軍の組頭、雑渡昆奈門に連れ去られたと報告を受けた」

その言葉を聞いた瞬間、忍たまが怒りをあらわにするものや心配する言葉を発し騒ぎ出す。

土井先生「静かに！！」

土井先生の言葉に口を閉ざす

学園長先生「それと雑渡昆奈門が去り際、傷付けるつもりはないと行っていたという報告も受けておる。じゃが、万が一ということもある。一刻も早く助け出す為・・・綾部喜八郎と久々知平助！それに加え六年生全員と土井先生と山田先生にAの救出任務を言い渡す！」

勘右衛門「学園長先生！我々五年生もAの救出加わりたいです！」

滝夜叉丸「我々四年生もです！」

学園長先生「ならん！残りのものはもしこの隙にタソガレドキに忍術学園を襲われた時に守る任務を言い渡す！分かったな？」

勘右衛門「・・・はい、分かりました・・・」

こうして、救出チームはAを救い出す為、動き出した。

忍術学園の門の前・・・

俺があの時しっかりと守れていれば・・・いや、後を追うべきだったのだろうか

そんなことを思っていると土井先生が話しかけてきた。

土井先生「気にするな久々知、プロ忍者4人相手。その場から退いたお前の判断は正しい」

「土井先生・・・」

そうだ、落ち込んでいる場合ではない！A、絶対助け出すから！！