第68話 豆腐売り の段 ページ42
私は町に豆腐を売りにいくため、外出届けを自分と久々知先輩の他に綾部先輩の分も加えて提出して、準備を整え門の前へ行った。
勿論、私含め久々知先輩と綾部先輩も私服に着替えている。
豆腐を乗せた荷車を前から久々知先輩が、引っ張り後ろから私と綾部先輩が押すという形で町へと向かった。
久々知先輩「よし、ここらへんで売り始めよう」
売り方はと言うと私と久々知先輩が呼び込みをして綾部先輩がお勘定をすると言う形だ。
と言うもの綾部先輩の呼び込みが覇気がないというか棒読みというか・・・そう、あまり向いてなかった為この形となった。
だが、さすがは久々知先輩の作った豆腐、試食なども出していた為かあっという間に売れてしまった。
綾部先輩「おや、もう豆腐がなくなってしまった」
久々知先輩「本当か!?」
『こんなにも早くですか!?さすが久々知先輩の豆腐!』
お豆腐も売り終わり、軽くなった荷車を引きながら忍術学園の帰り道の山道。
久々知先輩「本当に2人とも手伝ってくれてありがとな!」
『お役に立てて良かったです!』
綾部先輩「いえ、僕はお勘定をやってただけなのでそんなに手伝えたとは思ってないので」
綾部先輩が言葉を急に止めて立ち止まり、それと同時に久々知先輩も立ち止まる。
綾部先輩「久々知先輩、これもしかして・・・」
『?どうし』
久々知先輩「あぁ、誰かいるな」
え?誰かいる?
私には全然状況が把握できずにいた。
次の瞬間、草むらから3つの影が飛び出してきた。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (*´∀`)👍 (2023年2月8日 14時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - タソガレドキ組頭さすが!今後の展開がますます気になります!引き続き健康に気をつけて更新してください。 (2020年9月16日 13時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - ユリリンさん» ご指摘、ありがとうございます! (2020年9月11日 21時) (レス) id: dcc7e5857d (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - 69話の兵助の兵の字が間違っていました。気をつけてください。 (2020年9月11日 20時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - 今回も面白いです。続き楽しみに待っています。 (2020年9月9日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2018年1月3日 18時