検索窓
今日:31 hit、昨日:16 hit、合計:88,514 hit

第36話 白状させる の段 ページ5

さて、体育委員会に捕まる前に本をやった犯人の口から白状させなきゃ

体育委員会が私の目の前で止まる。

一番前は七松先輩だ。

何を言われるかと思い構えた私だが、意外な言葉が飛んで来た。

七松先輩「A、すまん!」

え・・・?

七松先輩「私が目を離したばかりにAを危険な目に合わせた。本当にすまなかった!」

そう謝ってきた。

『い、いえ!私が不注意だっただけなので七松先輩は悪くないです!』

七松先輩「いいや、私が悪い。何かお詫びをしないと気が済まないんだ」

と真剣な顔で言う。

いつも笑顔だから真剣な顔初めて見たなぁ

『お詫びなん・・・』

あ、ちょっと待てよ?これって犯人を証明するチャンスじゃない?

次屋先輩「? どうしたんだ?急に黙り込んで」

『あ、い、いえ、何でもありません』

この状況をうまく利用して証明できれば図書委員会からは逃げれるはず。それに体育委員会からもね

『七松先輩。なら、私の質問を正直に答えてくれませんか?』

七松先輩「そんなことでいいのか?」

『はい!』

私の言葉を聞くと七松先輩はいつもの笑顔に戻った。

七松先輩「わかった!では、質問はなんだ?」

『はい! 私が、このm』

滝夜叉丸先輩「A」

滝夜叉丸先輩が私のセリフに被せるようにして呼んできた。

『え、え? あ、はい。なんですか?』

滝夜叉丸先輩「私にも質問してもいいのだぞ?」

決めポーズを決めながら言う滝夜叉丸先輩。

『いえ、大丈夫です』

滝夜叉丸先輩「そんなに緊張しなくても良いのだぞ?」

『緊張はして』

滝夜叉丸先輩「みなまで言うな!」

二度もセリフ被せないで下さいよ!

滝夜叉丸先輩「何せ、私は学年で成績一番!忍術学園のスーパースターであって戦輪を使わせたら・・・」

第36話 白状させる の段→←第35話 何かいい方法 の段



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
132人がお気に入り
設定タグ:忍たま , 転生 , 男装   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (*´∀`)👍 (2023年2月8日 14時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - タソガレドキ組頭さすが!今後の展開がますます気になります!引き続き健康に気をつけて更新してください。 (2020年9月16日 13時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - ユリリンさん» ご指摘、ありがとうございます! (2020年9月11日 21時) (レス) id: dcc7e5857d (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - 69話の兵助の兵の字が間違っていました。気をつけてください。 (2020年9月11日 20時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - 今回も面白いです。続き楽しみに待っています。 (2020年9月9日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しろくま | 作成日時:2018年1月3日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。