第65話 勉強をする の段 ページ39
『と、とにかく、は組を馬鹿にしないで』
伝七「じゃあ、お前、できるのか?」
『今まで授業で受けたこと○ページから○ページまでは覚えてるよ』
左吉「やめとけよ、A記憶力がすごいんだ」
伝七「委員長達がその理由でAを自分の委員会に入れたがってたのは知ってるけど少し記憶力がいいだけだろ?プライドが許せるのか?左吉」
左吉「僕も会計委員会でAの記憶力の凄さを見たんだ。本物だよ」
『さっきも言った通り本当に覚えてる。嘘じゃないよ』
伝七「じゃ、授業でやったって言う場所問題に出すから答えてよ」
『分かった。いいよ』
それから伝七が問題を出し、私が答えるのを繰り返した。もちろん小声でね
伝七「ぜ、全部合ってる・・・」
ふっふーん、どんなもんだい!
それからは伝七が私に謝ってくれて、私が分からないところは左吉と一緒に教えてくれた。
その日の放課後は勉強を2人に教えてもらいながらやっていくうちに少しは仲良くなれたような気がする私だった。
あれ?乱太郎達、掃除もう終わってそうなのにどうしたんだろ?
放課後も終わりかけの時に気づいた私は教室へ見に行くと3人とも寝ている姿が目に入った。
もうすぐ夕食の時間なので3人を起こすと3人とも昨日夜更かしをしていたらしく、眠くなり少しだけ寝ようと思ったものの寝過ぎたらしくものすごーく謝ってきた。
『大丈夫大丈夫!私も勉強に集中しすぎてて忘れてたから』
乱太郎「勉強に」
しんべヱ「集中しすぎてて」
きり丸「忘れてただって!?」
3人ともお互いの顔を見て驚いた表情で固まっていた。
ん?固まってどうしたんだろう?
いつまで待っても戻ってこない3人の意識を現世に戻そうとしていると、土井先生が現れた。
どうやら私を探していたようで、なんだろうと思い聞いてみると、何故か私に1人で学園の外に行かないようにと言われた。
疑問に思いながらもはいと了承をする。
その後、土井先生のおかげで3人の意識が戻り一緒に夕食を食べに行き、その日は終了した。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (*´∀`)👍 (2023年2月8日 14時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - タソガレドキ組頭さすが!今後の展開がますます気になります!引き続き健康に気をつけて更新してください。 (2020年9月16日 13時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - ユリリンさん» ご指摘、ありがとうございます! (2020年9月11日 21時) (レス) id: dcc7e5857d (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - 69話の兵助の兵の字が間違っていました。気をつけてください。 (2020年9月11日 20時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - 今回も面白いです。続き楽しみに待っています。 (2020年9月9日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2018年1月3日 18時