私、今日から「忍たま」になります！～Part２～ (ページ35)

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第６３話地図の内容の段ページ35

読めなくなった地図を見たAさん

Aさん「あぁぁ！！地図がぁぁ！あれがないと目的地まで辿り着けないよ・・・」

と、がっくりと顔を下げ、落ち込んでしまった。

『あ、あの！私がさっきの地図の内容書きましょうか？』

その言葉を聞いたAさんが顔を上げる

Aさん「え？もしかしてさっき一瞬見た時に目的地がどこなのか分かったのか？」

『あ、いえ、そ言うわけじゃなくて、少し記憶に自信があるだけなんです！だから』

Aさん「そうなのか！！じゃ、お願いするよ！」

先程見せてもらった地図の内容をさらさらと書きAさんに渡す。

『これであってると思います。けど、これがどこなのか分からなくて・・・お役に立てなくてすみません』

Aさん「いや、そんな事は無いよ。助かった。ありがとう」

そう言いAさんとは別れる。が、その時理由は分からないが違和感を覚えた。

しかし、夕食に遅れてはいけないと思い急いで忍術学園へと足を進めた。

着いたのはちょうど夕食どき、急いで食堂へと向かうとすでに乱太郎きり丸しんべヱが食べ始めていた。

乱太郎「あ！A！おかえり！」

『ただいま！』

そう言い、おばちゃんに定食を頼む。

乱太郎「遅かったから少し心配したよ」

『ごめんごめん』

きり丸「何しに町に行ってたんだ？」

『えっとねぇ』

食堂のおばちゃん「はい、お待ち堂さま！」

『あ！ありがとうございます！』

定食を持って乱太郎達のいる席へと座る。

『観光かな？』

乱太郎「あー、なるほど。Aはまだあまり町のこと知らないからかぁ」

『そうそう！みんな忙しそうで私は暇だったから見て回ろうと思って。だけど・・・』

私は先程の地図についての事を話した。

乱太郎「へー、だから遅くなったのかぁ」

『因みにその地図がこれ！』

そう言い先程の地図の写しのまた写しを乱太郎達に見せる。