私、今日から「忍たま」になります！～Part２～ (ページ30)

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第５８話鬼ごっこの結果の段ページ30

今、私は絶体絶命の超ウルトラ大ピーーンチという状況です。しかも見事の見事に私以外の全生徒で私を中心に円を作るようにしてこちらに迫ってくる

なんで少しの空間もないの？え？いじめなの？みんなで、かーごめ、かーごめでもやってるの？

何やら、委員会どうして何か揉めてるようだ。耳を傾けてみる。

ほうほう、なるほど、簡単に言うとこうだな。

俺たち！いや、僕たち！私たちの委員会に入ってもらうんだ！

とか、

人手が足りないんだ！

とか、とりあえず、そんな感じで言い争っておりますね。

なに？私、モテ期到来？みんな取り合ってる？きゃー！照れちゃう！

・・・とか、冗談を言ってるバヤイではない！

もうここまでかと思い周りとの距離も後3メートルほどと言ったところで、あまりの迫力に一歩後ずさりをする。

綾部先輩「お、あの場所は」

と言う綾部先輩と目があった瞬間、浮遊感が私を襲った。

『え？』

全生徒「え？」

ドテーンと言う音とともに辺りもシーンと静かになる。

『イタタタ・・・』

そして、夕食の合図である鐘の音が辺りに響き渡ると次の瞬間、声が響き渡った。

潮江先輩「なんだとー！！！」

立花先輩「喜八郎、もしかしてこの穴はお前が・・・？」

綾部先輩「そうでーす。トシちゃん1号です」

なるほど、私は捕まると言う寸前で綾部先輩のトシちゃん1号に落ちてなんか逃げ切る事が出来たようだ。

？「はい、時間切れです。皆さん、Aが落とし穴から出られないので少し離れてください」

乱太郎「あ、鉢屋先輩？それとも」

鉢屋先輩「いや、鉢屋で合ってるよ」

鉢屋先輩、と言うことは学級委員長委員会か。

そして私は落とし穴から救出された。

に、逃げ切れたんだ。やった、これで薬飲まなくて済むっ！

と思いを噛み締めながらガッツポーズをする。

全校生徒相手によく逃げ切った！すごいぞ私！

と自分で自分を褒めるA。

その後、学級委員長委員会の委員である鉢屋先輩の言葉でみんな食堂へと向かい始める。

私もみんなに続き食堂へ向かおうとすると前に保健委員会が立ちふさがった。

突然の事に少し驚いていると、三反田先輩が話しかけてきた。

三反田先輩「落ちた時に怪我しなかった？」

あーなるほどね。怪我が心配だったんだ。

怪我はないと伝えるが、退いてくれる気配はない。そして、ある事に気づく。

あれ？六年生と竹谷先輩に久々知先輩がまだいる？

そう、なぜか他の各委員長が食堂へ向かってなかったのだ。