私、今日から「忍たま」になります！〜Part２〜

第５５話 ジュンコ探し の段 ページ26

Aが虎若に発見される少し前まで遡る・・・

〜伊賀崎孫兵side〜

僕たち生物委員会は学園長の突然の思いつきで最初にAを捕まえた委員会にAが入るという鬼ごっこをやるという事になり、Aに生物委員会に入ってもらう為捕まえようと捜していたんだけど・・・

「ジュンコ〜出ておいで〜」

そ、僕の可愛い可愛い毒ヘビのペット、ジュンコがいなくなっちゃったんだ。あ、決して脱走ではないからね？勝手に散歩に行っちゃっただけだからね？

で、今は生物委員会のみんなに協力してもらってジュンコを捜している状態。

竹谷先輩「見つからないなぁ、孫兵、ちゃんと見てなきゃダメだろ？」

「すいません・・・気づいたら居なくなっていて」

Aを捕まえなきゃダメなのに生物委員会に迷惑かけちゃってるなぁ

虎若「竹谷先輩！僕向こうの方見てきます！」

竹谷先輩「分かった！」

虎若は僕たちと少しだけ離れた場所に向かい歩いて行った。

ジュンコ、どこ行っちゃったんだよ・・・

と、またジュンコの名前を呼ぼうとしたら虎若の大きな声が聞こえた。

虎若「あぁー！！！！竹谷せんぱーい！！Aを発見しましたぁぁぁ！」

Aが！？

竹谷先輩「何だってー！！」

その声に反応して竹谷先輩も大きな声を出す。

ガサガサ

？なんだ？

すると、近くの草むらが揺れたと思ったらいつものシュルルーとした声を出しながらジュンコが出てきたのだ。

「ジュンコ！」

そういい僕は急いでジュンコを抱き上げる。

「も〜ジュンコ〜心配したんだぞ？」

と言いながら頬を擦り付ける。

それにしても、なんだかAの名前を聞いて出てきたみたいだったな

三治郎「ジュンコ見つかったんですね！でも、Aも追いかけないと！」

竹谷先輩「孫兵！行くぞ！」

一足先に飛び出した竹谷先輩が走りながらこちらを向いていう。

ジュンコ「シャー！」

孫兵「え？Aを捕まえてって？」

ジュンコ「シャー！」

どうやらジュンコもAに生物委員会に来てほしいらしい。

孫兵「任せて！ジュンコは落ちると危ないから中に入ってて」

そういい僕もAを追いかける。

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