私、今日から「忍たま」になります！〜Part２〜

第４０話 器が大きい の段 ページ11

どうやら中在家先輩も七松先輩と同じでAはどこ行った疑問に思っているらしい

「あ、あのですね。実は」

自分のミスでAが逃げてしまったという事を話した。

「すみません！」

そう言い頭を下げる。

七松先輩「ま、いいだろう！気にするな雷蔵！何より図書委員会が捕まえてなくてよかった。他の委員会が捕まえたらAを委員会の花形である体育委員会に入れれなかったからなぁ！よし！体育委員会！Aを捕まえに行くぞー！！」

体育委員「おー！！」

七松先輩「いっけいけどんどーん！」

あ、え？

体育委員会はニコニコの笑顔の七松先輩を先頭にし電車ごっこ？のような形にしてその場を去っていった。

中在家先輩「図書委員会も行くぞ。Aを一番最初に捕まえるんだ」

図書委員「はい！」

僕以外の図書委員は元気よく返事をする。

怒られないのか・・・？僕がミスをしたければAはもう図書委員会が捕まえていたかもしれないのに

少し困惑していた僕に中在家先輩が話しかけてきた。

中在家先輩「不破。気にするな。それに周りが見えなくなっていた私にも責任がある」

「な、中在家先輩・・・」

中在家先輩「よし、気を取り直して行くぞ」

「・・・・はい！」

やっぱり六年生は凄いな。器が大きい

僕ら図書委員会もAを捕まえるために動き出した。

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