転生27 ページ35
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『確かにこんな性格してたから友達もいないし家族もいないし周りも助けてくれる人少なかったし、1人だったけど…でもね』
『ある日突然、そんなつまらない日常を変えてくれた人がいる。私の心を照らしてくれた人がいる』
だからひとりじゃない、と付け加えて先生をゆっくり自分から離す
五条「そっか」
先生は優しいく、穏やかな表情で私を見つめた
先生は確かにかっこいいし一緒になったら何不自由なく生活できるんだろうな、とか考えたけどどんな状況でもあくまで先生と生徒だし、ね?
この間めぐみんの事本当はどう思ってるのか考えてたけど、やっぱり推しとしても好きだしもしかしたら恋愛的に好きなのかも
付き合えたらって考えたらにやけてしまう
まあめぐみんはそんな事考えないだろうけど
五条「ありがとね。今日は僕の我儘で付き合わせちゃった」
『全くですよ』
五条「黙ってたけどその服めっちゃ可愛い」
『まぁ先生かっこいいから隣歩くなら恥ずかしくない格好したいし』
五条「え?!まさかやっぱり僕の事…」
『違うけどね!?』
五条「ぴえん」
そんな話をしていたらもう地上が見えてきた
私はふと窓の外を見た
『…ッ?!』
急だった
あまりにも衝撃なものを見てしまった
五条「A」
『……はい』
五条「急いで帰ろう」
『先生は最初からわかってたの…?』
五条「僕はあいつと昔トラブってね。あいつの呪力を間違えるわけがない…どうしてここにいるのか分からないけど」
『最初からわかってて私を…ごめんなさい』
五条「Aが謝ることじゃないよ。それに何も仕掛けてこないから今日のところは放っておこうと思ったけど…まさかこんなに近くまで来てくれるとはね」
そう。私達が観覧車の窓から見たものは、私達を見つけてニタリと不気味な笑顔を見せた
夏油傑の姿だった______。
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2020年11月12日 21時