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めぐみんの誕生日! ページ27

《安定の1年ズがいます》




ドタドタドタドタ



『野薔薇っ!』


釘崎「ちょ、落ち着け!転んだらどうすんのよ!!」


『任務で疲れてるところ悪いけどちょっと話が…』




































釘崎「へぇ。明日って伏黒の誕生日なんだ?」


『え?知らなかったの…?五条先生は知ってたのに?』


釘崎「うるさいわね。あいつが勝手に言ってきたのよ」


『あ、ソウデシタネ』




12月22日



この日を私が忘れるわけが無い



伏黒恵くんこと、めぐみんの誕生日である。




この日をどれだけ待ち望んだことか




釘崎「プレゼントは?」

『私は用意した』

釘崎「ケーキは?」

『昨日のうちに作った』

釘崎「飾り付け…」

『クラッカーとか壁に貼るやつなら買ってきた』





待ち遠しくて12月に入ってからすぐに買ってきたのだ



だって推しの誕生日だよ?

忘れるわけないよね??



釘崎「……あんたそういうキャラだっけ」


『?』



釘崎「伏黒の事好きでしょ」


『そんなわけないから』



嘘である。



めちゃくちゃ好きである。




平然を保って話しているけど本当はとてつもなく好きである。



『とりあえず、野薔薇と悠仁で伏黒くんを上手く誘導しててよ』


釘崎「いや、あんたがすればいいじゃない」


え?あれ?聞き間違い??



『……ん?』


釘崎「だから、あんたが伏黒と一緒に行動してて、その間に私たちが飾り付けとかケーキの準備とか、プレゼントの準備すれば良くない?」



ニマニマと笑う野薔薇は確信犯である。


『いや、何話せばいいか分からないし…』


釘崎「さぁ行った行った。早く2人で出かけてこいや」



バタン



『……閉められた』



……まぁ、やるしかないか




伏黒「…さっきから何話してたんだよ。」


『ッ?!伏黒くん…』


伏黒「内容は全く聞き取れなかったけど釘崎と何かあったのか」


『何も無い…………けど…』



そうか、と言い残しこちらに背を向けて歩いていくめぐみんに私は





『今日、一緒に出かけない?』




めぐみんを引き止めた









伏黒「……あいつらは」




『……?』




伏黒「あと2人は来ないのか…?」



『えっと……あー、用事あるらしくて』



伏黒「……」



じっと私の顔を見ている




なんだなんだ??



もしかして私の顔に汚いものでもついているのだろうか??




伏黒「準備してくる」



『っ、うん』



シャアアアアアアアア!!!

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作者名:さっちゃん | 作成日時:2020年11月12日 21時

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