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「やーい、ヘタレ物間ー」
「いつまでそんな事を言っているんだい！！今日は！体育祭！！A組のやつらを出し抜く日さ！！」
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話しかけよう！そう決断し、既に数日、今日はビッグイベントの体育祭が始まっていた。
確かに僕はそう決断したはずなんだ、しかし何故だか話しかけることはできない、ランチを誘う事はできるのに！
しかし今日はいいチャンス、僕が話さなくとも彼女がトップの成績を残せば個性が見れるじゃないか！僕が話さなくとも個性、彼女の素性がわかる！
あーあ、僕がわざわざ話に行く必要なんてなかったんだ、そう思うと安堵、少し寂しさも感じる。寂しさ？まただ僕はよく分からない。僕は僕がわからなくなっている。
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「障害物競走？また舐めた真似
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一試合目は障害物競走、僕らB組はあえてトップをの狙うのではなく後ろの方で様子見、もちろん理由はある、１つは油断、もう１つは敵の個性の観察さ、きっと雄英のことだ個性を使わせてくるだろう。
前にいる奴らは後ろの奴らの個性はわからない。しかし後ろにいる人たちは前にいる人たちの個性がわかるんだ。これほどないメリットあるか？もちろん上位にいる人たちは実力ある故に警戒されるだろう。
しかし下位のものは？順位＝実力と考えがちな奴らさ、油断する。
そこで僕らB組が掻っ攫ってやるのさ。
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「………」
「……あー、見てられないな！君は！」
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始まったはずの試合、運の良いことに斜め前に不和Aがいるじゃないか！幸運！
きっと女神が僕に彼女らを出し抜けと言っているんだ！
彼女も観察もできる個性もわかる、こんな機会逃してたまるものか！と自分自身も気にしつつ視線は前、彼女を見個性を把握する。そうするはずだった、が。
個性は使わないがいい順位、高すぎず低すぎず、僕は周りに触れ個性を使いながらこの順位。単に身体能力が高いんだろう。拳藤が言っていた様に男子に劣らず、それこそ個性なしの身体能力ならトップなのではないかと言うほど、だが！！！それを潰してしまうほどに！！
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「へぶっ」
「……おっとっと」
「う、うわっ…」
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おっちょこちょい！！！！あまりにも！！！！！おっちょこちょいすぎるぞ！！！！！！！！
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黒糖さまでーす - 物間くん、尊いおっと鼻血が(タラッ) (2023年3月16日 13時) (
レス) @page7 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - 物間君！！良いですよね！！顔が！良すぎる！めちゃくちゃ面白いです！ (2022年11月15日 19時) (レス) @page11 id: 36a941d5ad (このIDを非表示/違反報告)
ランデブー - 好き。物間くん尊すぎて死ぬ (2021年5月29日 17時) (レス) id: 720f857f3f (このIDを非表示/違反報告)
サーモニウム(プロフ) - とっっっても面白いです！特に物間と不破ちゃんの掛け合いが本当にあってもおかしくないくらいテンポが良く楽しくて、一気に読んじゃいました！無理のない程度に頑張ってください、応援しています！ (2021年5月20日 10時) (レス) id: 4a36381035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結城 x他1人 | 作成日時：2021年4月10日 2時
