【蓬菊】いつも明るいマネージャーには特大秘密が？【踊】 (ページ6)

今日:19 hit、昨日:0 hit、合計:13,800 hit

ﾏﾈｰｼﾞｬｰの先輩からページ6

-Aside-

今日は夜から打ち合わせかぁ〜それまで暇だな…
なんて呑気なことを思ってた。

-一通の未読メッセージがあります-

誰からだろうなぁと思いながら、アプリを開く。

?いまひま?ひまやったら痛み止め買ってきて欲しいんやけど
まぁ、暇やし。てか風邪でも引いたんかなぁ。

私の古い友人でもあり先輩でもある人。
そして、私の過去を知る人。

＜？？宅へ＞
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝｳｨｰﾝ

何も言われずオートロックのドアが開いた。
珍し。なんも言わんなんて。
部屋の前でここまできたらもうピンポンはいつもしない。

『おじゃま〜』

｢あ、ありがと…｣

『え、ほんまに風邪ひいたん？大丈夫？』

｢喉やられた、俺もカラスも｣

『ほんまぁ、休んどき。薬とか買ったから。あ、なんか食べた？』

｢食べてへん…｣

『おけ。お粥とか作るから寝といてえーよ』

｢助かる…｣

そ、連絡をくれたのは

『ゆまくん、できたで』

ゆま｢あぁ、ありがと…｣

SLHのYUMA。
一緒に住んでるKARASUもどうやら風邪ひいたっぽい。

『食べれる？量多かったら残していいけちょっとだけでも食べてね』

ゆま｢ん…｣

『じゃ、かーくんとこ行ってくるから』

まぁ珍しい。今ツアー中だから疲れ溜まってるのかな…。

ｺﾝｺﾝｶﾞﾁｬ
『かーくん…？』

カラ｢んぅ…｣

『寝とったのにごめんね、お粥食べれそうやったら食べて、薬飲んでまた寝てなぁ』

カラ｢Aやん…ありがとぉ…｣

『辛いやんなぁ…喉って。どないしたん？』
大阪寄りの方言が出てしまう。

カラ｢んぅ〜分かれへん…でも疲れかも…｣

『喉休めてな、ツアー中やろ？ちょ、喉にいいやつ頼んどくからｗ』

カラ｢助かる…ありがと｣

『いえいえ、いつでも頼って私でよければやけどｗ』

カラ｢助かってるわぁｗタシアのもあるのにいつもありがとな｣

『えんよそれくらい。はよお粥食べて寝るっ！ｗ』

起き上がってお粥に手をつけたことを確認して部屋を出る。

丁度いい機会だし、私の過去について少しだけ話をしようと思う。