【蓬菊】いつも明るいマネージャーには特大秘密が？【踊】 (ページ36)

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ﾏﾈｰｼﾞｬｰとｱｸｼﾃﾞﾝﾄページ36

-Aside-

Zeppへの道が確定し、より力の入った単独イベントや対バンイベントになっているこの頃。

そんな今日のイベントではちょっとしたアクシデントが。
ちょっとでもないけど…

『スタッフさんが2人体調不良ね…大丈夫かな…』

会場スタッフさんからそう連絡がきたのが昨日の夜。

アナタシアマイメンのスタッフたちは全然大丈夫で今日も来てくれてる。

2人分の仕事して自分の仕事もしてねぇ。
今日はいつもより気合い入れて頑張らないと…

｢Aさん！こっち！｣

『はいっ！』

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｢Aさーん！｣

『はーい！』

こんな感じでほんとに呼ばれっぱなしで走りっぱなし。
そんな中で1番のアクシデントを見つけるなんて1ミリも考えてなかった。

外に出なきゃ行けなくて裏路地から出ようと向かってたらそのドアのところに…

｢ねーぇ？？何とか言ってよぉ♡♡｣

｢いや、ちょっと……｣

変なのに絡まれてるうちの

『りおん』

おんにゃーがいた。

りお｢あ、A…さん……｣

｢はぁ？Aーーー？？？？なんでいんのまじで｣

『りおん大丈夫？何もされてない？』

目の前のやばい女の事は無視してまずはりおんの身の安全。
りおんと女の間に割って入ってそう声をかける。

りお｢あ…だい、じょうぶです…｣

『そっか、後は私がやるから。みんなに報告して、無理だったらまりんとか健だけでもいいから。それで心休めて。話せばわかってくれるから。ね？』

りお｢はぃ……｣

りおんと話してる間にもごちゃごちゃ言ってたけどフル無視。

一息置いてから

『で？なんなの貴方は』

さっきよりも2オクターブくらいは言い過ぎかもしれないけどそれぐらい低い声が出る。

｢は？いきなりなに？しゃしゃり出てくんなよ｣

『私は良いの。別に。りおんのマネージャーなの。わかってるでしょ？てか誰なの貴方』

｢私はりおんの彼女！！！！！｣

『そんな人はいません』

｢いるって言ってんじゃん！！！！私だって！！｣

『だから、そんな事実はないと言ってるの。りおんは承諾してない』

｢そんなの分からないじゃん！！！｣

『わからないって言ってる時点でない。りおんの気持ちわかってないでしょ。りおんが下手に出るからってズケズケと鬱陶しい。面倒。仕事増やさないで？りおんが今どんな気持ちだったかわかる？』

｢わかるわけないじゃんｗなにいってるのｗきもｗｗｗ｣

へぇーーー私を敵に回したこと、大事な大事なメンバーに手を出したこと、

後悔させてやるよ