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-Aside-
目の前が真っ暗になってからの記憶が無い。
目を開けるともう日が昇ってて、リビングから音がする。
誰か来てるのかな。
まぁ大体予想はつくんだけどね。
『まりん…』
リビングで掃除してたのは予想通りまりんだった。
まり｢やっと起きたか。おはよ｣
『なんでおるん…？』
まり｢なんでおるかわかる？｣
『わかれへん…』
まり｢昨日LINEしてそのあとまた送ったんよ。でも既読つかないから寝落ちたのか倒れたのか心配なって来てみたらA、倒れてたんやで？？｣
『あ、…』
あの目の前の真っ暗は倒れてたんだ。
過労かなぁ。まりんに怒られる。
まり｢思い当たる節は？｣
『仕事です…』
まり｢せやよな？まじで、頑張りすぎなんだって。なんで頼ってくれないん…｣
『頼るとか、マネージャーやし、まりんたちは自分たちの技術あげてほしいし、自分に時間使ってほしいもん。皆が頑張ってるから私も…』
まり｢でも倒れるまではちゃうやろ｣
『はい…』
まり｢でも、起きてよかったぁ。Aおらんかったら俺らどうしたらいいのｗAはそれくらい、それ以上に俺らに必要な存在なんやからな。次倒れたら許さん｣
『貧血は許してください』
まり｢それは許すｗ｣
『まりん、』
まり｢ん？｣
『ありがと…』
まり｢いーえ｣
まりんの手が頭にぽんと置かれ、安心する。
ご丁寧に朝ごはんまで作ってあって。
今日の仕事も把握済みだとかなんとかで。
まり｢今日の企画の買い出し俺が行くから休んどき。あと、ライブの企画とかも俺もやるから仕事回して｣
『え、いいのに』
まり｢お前まだそれ言う？自分の体が1番やろがい。本当は練習も来ないで休んで欲しいんやけど｣
『練習は行く。やっと取れた時間だもん』
まり｢他の奴らもあんまり会ってないからそれはなぁと思ってな｣
『ありがと、まりん』
まり｢苦しかったらいつでも言うんやで｣
なにこの男。優男すぎない？知ってたけど←
まぁ、私が倒れちゃタシアの活動に支障が出ちゃうのは目に見えてわかるから。
倒れないように、程々にメンバー頼って頑張ろ。
今日も1日、タシアのために頑張るぞー！！
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作者名：コイキング | 作成日時：2022年2月6日 23時
