【蓬菊】いつも明るいマネージャーには特大秘密が？【踊】 (ページ15)

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お星様が黄色に…！ありがとうございますm(_ _)m

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『結構高いな…なんか食べれる？』

A｢むり…いらん…｣

『でもゼリーとかちょっとだけでいいから食べれへん？薬飲まないとだから…ね？』

A｢ん…たべる…｣

『偉い偉い。ほらあー』

やっぱ人って体弱くなると心も弱くなるんよな。
風邪の時のAはいつも甘えたさんだから。
まぁ、俺にとっては甘えてくれて嬉しいんだけどね？ｗ

A｢あーんっ…｣

赤くなった頬をむきゅむきゅして食べるA、可愛いなぁ。

『まだ食べれる？』

A｢ん｣
結局、ゼリー1個完食した。

『よし、じゃあ薬飲んで寝ててね？』

A｢んかった…｣

『なんかあったら言って？俺あっち居るから』

A｢ん…｣
ちょっとしゅんってした？

『大丈夫や。じゃあずっとここにおるよ。ね？』

A｢んぅ…｣

まぁ、ここのが仕事できるしAも見とけれるから。
薬を飲んで、数分もしたらすーすーと寝息が聞こえてきたので安心して仕事に取り掛かる。

Aが風邪なんて珍しいなぁ。
元気になったらまたどっか美味しいとこ連れてったろ。

-Aside-

風邪は嫌い。

ほぼ自分からなることは無いから誰かに移されて風邪になることが多い。

久しぶりになった風邪、大人になったからかめっちゃ辛い。
子供の時のが回復力あったもんなぁ。

それで、風邪の時はあの時のことを思い出しやすい。

だから嫌い。

｢こいつなんで下手くそなのに○○と絡んでんの？｣
｢まじ下手くそ｣｢きも｣｢ブス｣｢デブ｣｢チビ｣
｢絶対自分が可愛いと思ってるやんこいつ｣
｢○○が可哀想｣｢不釣り合いすぎ｣｢きしょすぎるｗ｣

この世にある全ての暴言を、私は言われた気がする。
この匿名の世界で。

何気なく楽しそうで始めた事を嫌になる自分が嫌だった。
だから全てリセットしようと思った。

｢…！…、、、…！！A！！｣

『ｯ…』

目を覚ましたら、焦った顔のまりん。
頭を撫でられながら、

まり｢A、魘されてたよ？大丈夫？俺がいるからね？｣

何度も、まりんに助けられた。
それは数えられないくらい。
ずっとそばに居てくれた。

まり｢またあの時の夢見てたの？大丈夫、俺がいる。俺はAのこと大好きだからね？覚えてて？｣

『まりん…っ』

私の頭を撫でるまりんの腕を抱き抱えるようにして自分を安心させる。

私はこいつがいないとやってけないな。