ちいさなしあわせ【SLH】

＃R ページ10

主は踊り手です。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
今日は踊ってみたの撮影。

昔から仲良かったSLHと何度目かの久しぶりのコラボ。

ｶﾞﾁｬ
『お疲れ様でーす』

挨拶をしても返ってこない。
『あれ、まだきてない』

いつも私より早く来てるのに珍しいなぁ……
大体集合時間の30分前。

ウォーミングアップがてらちょっと踊ろうかなぁ。
折角だからSLHのにしよ〜。
おすすめに出てきたハロニュー、可愛くて好きなんだよなあ。

気持ちよく踊り終わったあと。

ｶﾞﾁｬ
R｢おつかれ〜｣

『あ、おつかれ！珍しいね私より遅いのｗ』

R｢あ、あぁｗちょっと仕事が長引いちゃってｗ｣

『そうなんだ〜お疲れ〜あ！今丁度ねハロニュー踊ってた！』

R｢そうなん？ｗなつけぇね｣

『またWSやってよ〜通う〜ｗ』

R｢A通うのｗまたやりたいね〜｣


りょちゃんと他愛のない話をする。

『あれ、他メンは？連絡来てる？』

R｢んーわからん。そのうちくるんじゃない？ｗ｣

『まぁそりゃそうだけどねｗ』

りょちゃん、なんか今日違うんだよなぁ。
なんか、パッとしないというか。

『りょちゃん、今日体調悪い？』

R｢え？ｗ別に悪くないよ？ｗ｣

『なんかｗいつもと違うじゃんｗ』

R｢えーそうかなぁ？ｗ｣

『何隠してんの〜！隠し事バレバレだよ？ｗ』

なんてからかって言ったらりょちゃん黙っちゃった。


『あ、の言いたくなかったらi…R｢A｣……ん？』

真剣な眼差しで私を見つめるりょうちゃん。


R｢A、俺……ずっと…ずっと好きやったんよ。｣

R｢俺と……付き合ってくれませんか？｣

『……へっ？』

R｢き、急にこんなん言われても困るよね…ｗ｣

確かに、付き合ったら絶対楽しいな、なんて思ったこと無いなんてことはない、けど……
友達として見ていた人に言われると、変に意識してしまう。

『ち、ちょっとだけ……待ってほしい…ちゃんと…考えるから』

R｢う、うん。ありがと…｣


ｶﾞﾁｬ
Y｢振られたー？ｗ｣

S｢どうなったん？｣

K｢ちゃんと言った！？｣

R｢ちゃんと言ったし振られてもないしOKされてもない！ｗ｣

『あぁ……そのためだったんだ』


この後の撮影は意識しまくって隠すのが大変だった。

答えをだすのは簡単で。
その日の帰りにりょうちゃんを呼び止めた。


『あ、りょちゃん。お願いします。さっきの返事ね…//』

R｢へっ…？｣

他の3人から冷やかされたのは言うまでもない。

＃Y→←・

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