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K｢あぁ……やってもうた……｣
仕事のストレスを何の関係もないAにぶつけてもうたし、しかも感情任せに言ってもうた。
確かに、Aが言うのは本当のことで。
表に出しすぎたな……相手がAやからって。
自分のことばっかりやったなぁ……今日は頭冷やそ……
深夜練に行ってみるも、思い通りにいかん。
K｢はぁ……今日はだめやな…｣
もう帰ろうと、スマホを手にした時。
-未読メッセージがあります-
ディスプレイにそう映し出された。
仕事関連かと思って押すとそれはりょーくんで。
りょーくんカラス、Aうちで泥酔してる
え?りょーくん家におるん?
泣きながら歩いてるA見つけて、Aが1人嫌やから泊まっていいかって
まじか……
迎えに来る?A、ずっとたすくって言ってるよ
ほんまありがと、今から行くわ
荷物をササッとまとめてりょーくん家に向かう。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
R｢あ、からす｣
K｢ほんまごめん｣
R｢それはAに言ってやりぃｗ｣
後ろで騒いでるAの声が聞こえる。
R｢A〜｣
『りょくんだれぇやったん！』
R｢Aの迎えが来てくれたよ〜｣
『んぁ？？たすくぅ！？お前もう知らんねん！』
ベロベロやなぁ…ｗ
K｢A、帰ろ。ほんまごめん｣
『いやや、どうせ仕事やろ』
K｢今日もう仕事ないから｣
R｢ほら早く帰りなさいっ！仲直りすること！｣
『ぇーーりょう〜〜』
強制的に帰される。
不貞腐れてヘロヘロなAが放っておけなくて。
K｢A、乗って｣
『ん？』
あんなに怒ってた割にはすんなり背中に乗ってくれて。
そのまま俺の家に向かう。
着く頃には寝息が聞こえてて、ほんまに疲れてたんやなって。
ベッドの上にそっと寝かせる。
『んぁ……？た、翼？頭いた……』
K｢酔い冷めた？水と薬これな｣
『ん…あ、ありがと』
寝る準備をして色々落ち着いたとき。
K｢さっきはごめんな…？俺のことしか考えてへんかった｣
『あぁ…いいよ、私もごめんね…忙しのわかってたのに』
K｢Aも忙しいねんやろ…？明日も仕事？｣
『明日も仕事。最近残業続きやねん』
K｢お疲れ様｣
『ねぇ翼、一緒に寝たい』
K｢えーよ、ゆっくり休もな｣
Aのこと気にしてあげられなかったから、
こういう時はAのためになりたい。
K｢愛してんで｣
『私も……翼が1番好きぃ……』
これから喧嘩してもまたこうやって一緒に居られますように。
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szkwluna1022(プロフ) - とっっても素敵な短編集ありがとうございます！大好きです！！リクエスト随時受付中とのことでしたが、もしよければいろんなメンバーの嫉妬や独占欲の話が読みたいです(*'ω'ﾉﾉﾞ (2023年4月4日 7時) (
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作者名：コイキング | 作成日時：2023年3月6日 17時
