#S ページ7
身長差って本当に憎いよね。
私の身長は女子の中でも小さい方、150cmもいってない。
彼氏の身長は男子の中でも少しだけ高い方。
並んで歩くと本当にカップルには見えない。
そんなのいやなので今日は彼シャツなるものをしてみたいと思う。
身長が高い上にワンサイズ大きめの服をよく着てるから有り得ないくらいでかい。
『うっわ、ぱんつじゃん』
ショーパンが見えてないということです。
ソファの上でだらだらしてる彼氏に声をかけていく。
『しらはん見てぇ〜〜』
S「ん?は?俺のやん」
『すごいえろくない?ww』
S「はぁ?wまぁ確かに?w」
反応が薄くて最悪だけど多分心の中では可愛いと思ってるはず
『違うの着てこよっ』
S「いってらっしゃいw」
さっきはパーカー系の服着たから今度はシャツ系のにして〜。
『レインコートみたいw』
上1枚だけでワンピースなのよw
ちょっと胸見えるぐらいまでボタン開けてみたり。
『みてしらはんレインコートやったw』
S「おぉ……ほんまやレインコートw」
『レインコート意外と好きやから今度これで出かけようかなw』
これは意外とガチ。これにベルトつけたら良さそう。
S「それはなんか嫌だなぁ」
『え!なんで?ダサい!?w』
結構好きなんだけどなぁ……
S「しゅんってしないでwおいでこっち」
『ダサい……?』
ソファに座ってるしらはんの目の前に行く。
この時の目線は私の方がちょっとだけ高いぐらい。
S「かわいいよ、でも俺ん家だけにしよそれは」
『へっ……?』
S「このAを見るのは俺だけでいい」
そう言いながら抱きしめられる。
『ひぇ……//』
こういうデレって本当に貴重。
急すぎて顔に私の全熱が集結してるように感じる。
心臓早いの気づかれてそうだなと思いながら腕の中に収まる。
S「顔赤いよ?w」
『わかってるくせにぃ……ずるいじゃーん……//』
彼の胸に頭をぐりぐり押し付けながら。
S「痛い痛いww今日も小さくてかわいいよww」
『小さいは好きじゃない〜〜っ!』
S「褒め言葉なんだけどなぁ〜?w」
『でも好きじゃない!ていうか私が小さいんじゃなくてしらはんが大っきいの〜わかってる〜!?』
S「はいはい分かったよww」
大人な彼と子供な私、ある意味身長差はこういうことかもしれないけどお互いのバランスがとれてるからそれでいいや。
『でもしらはん好き……』
S「うん、ありがと」
『しらはんも好きって言って!』
S「えーー?w」
『言ってよぉ……』
S「うそうそ、好きだよ♡」
お互い、わがままだ。
19人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
szkwluna1022(プロフ) - とっっても素敵な短編集ありがとうございます!大好きです!!リクエスト随時受付中とのことでしたが、もしよければいろんなメンバーの嫉妬や独占欲の話が読みたいです(*'ω'ノノ゙ (2023年4月4日 7時) (レス) id: 8366412aed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コイキング | 作成日時:2023年3月6日 17時