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#Y ページ6

疲れた時って癒されたくない??


俺の彼女ってのは癒しでしかないんよね。
いつもいつも天使の笑顔で抱きしめてくれる。

俺の気持ち全部わかってるみたいな感じで、ほんとにいいタイミングで甘やかしてくれる。

今日はそんな癒しが欲しい日。

だっていうのに彼女は今日仕事だからと一日中家を開けている。


Y「はぁ……早く帰ってこぉへんかなぁ……」

女々しいのはわかってるけどこれが俺やから。
Aもうすぐ帰るけどなんかいる物ある?
ない!早く帰ってきて!
Aわかったw早歩きで帰るねw
食い気味で返信したよね。
早く帰ってきて欲しい。

数十分もすればドアが開く音。

Y「Aっ!!」

『うぇぇぇ、どうしたのただいま』

玄関に走って抱きつけば戸惑う彼女。

Y「疲れたぁ〜もう無理ぃ!」

『はい、お疲れ様っ』

俺の頬にビールの缶をぺちっ、と触れさせる。

『今日はそういう日ね、早く帰ってあげられなくてごめんね』

Y「遅い」

『そうね、ごめんね。あっちでゆっくりしよ』

俺よりも小さい手が頭に触れそのまま手を取ってリビングに。

『ちょっと待ってられる?お風呂入ってくる』

Y「早くして」

『わかったw』

スマホ見て待つけどそわそわするし何回も風呂場見るし。
ガキみてぇだなおれ。

『勇磨、勇磨、髪乾かして?』

Y「いいよ、おいで」

俺と同じシャンプーの匂い、さらさらの髪が好き。
それも全部知ってるし俺が一緒にいたいの分かってるから甘えてくれるのさすがやな。

Y「はい、終わった」

『はーいありがとっ、やっぱり勇磨の触り方って優しいよね』

Y「なんか壊れそうなんやもん」

『へへ、そんなこと思ってたん?かぁいい♡』

向かいあわせで膝の上に乗って俺の頭を撫でるA。

Y「お前のがかわえぇよ」

『それはどーも♡』

今日は謎に積極的で、そのまま俺に口付け。
俺の中の理性が保てなくなったとき。

Y「後でもう1回風呂入ろうな♡」

『あぁ……お手柔らかに……w』

Y「無理なの知ってるくせに」

『わかってるよ……明日の仕事やばいこと……』

Y「じゃ、ベッドいこかっ♡」

そのまま姫抱きしてベッドにドサッと放り投げる。

『そこは雑ぅ〜』

Y「余裕ぶっこいてんちゃうぞ」

『もう余裕なんてないよ、勇磨もでしょ?』

Y「当たり前」



今日は朝まで寝かせない。
俺を放置した罰やからな。

今日もAは一番可愛い。

#S→←#R



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szkwluna1022(プロフ) - とっっても素敵な短編集ありがとうございます!大好きです!!リクエスト随時受付中とのことでしたが、もしよければいろんなメンバーの嫉妬や独占欲の話が読みたいです(*'ω'ノノ゙ (2023年4月4日 7時) (レス) id: 8366412aed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コイキング | 作成日時:2023年3月6日 17時

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