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#S ページ28

いつも、大人なお姉さんの対応をしてるつもり。

でも最近は本当にむり。
そんな余裕できないくらいに私の心は廃れていた。

イベントが多くて忙しいのはわかるけど、
会えない時間が長くなるのもわかるけど、

仕事だからしゃーないよねって思ってるけど。

でも、

やっぱりオタクとでも楽しそうにしてる姿を今見るのは辛い。
メンタルの問題。

今日はイベントに来てるけど。

そんな姿を見たくないがために、ステージが終われば直ぐにお酒を飲む。
少し距離をとって眺める。

オタクはいい子ばっかりで大好き。
だけど、今はメンタルがもたないんだ。


ステージの上から気づいてたかな。
ファンサもらってないよ。
代わりに小池さんと西浦さんからはファンサもらったよ。


物販終わり、すたすたと一目散に向かってくる足音が。
期待して顔をあげれば違う人。

「よぉー今日おったやん」

『なんだ、ゆうまかよ』

Y「なんだって失礼やなぁwなんかあったやろw」

『うるさいわぁ〜喫煙所行ってきやー』

Y「喫煙所遠いねんここw」

『知ってる。真逆ね』

さらっと乾杯してくるゆうま。
ゆうまとも腐れ縁。
こいつはほんとに勘が良いから嫌いだ。

Y「で?なに妬いてんのw」

『うざ、やめろよ』

Y「ここであんま飲みすぎんなよ〜w」

『わかってるよ、、』

へらへらしながらcrewの元に去ってく。

S「A〜おつかれ〜」

『おつかれ』

S「えっ、なんか怒っとる?俺なんかした?」

『何もしてないよ、大丈夫』

S「でも演目の時から不安そうな顔しとったけど」

『あれ、見えてたの?』

S「Aのことわからん訳無いって」

絶対わかってないと思ってたのに。

S「あんま飲みすぎないでね?」

『ゆうまにも言われた』

S「ねぇ、俺って知っての通り恥ずかしがりでしょ?それで天邪鬼でしょ?だから、Aにちゃんとファンサするのなんか恥ずいんよねwだから、それで怒ってるんだったらほんとごめんね」

『いや、別にそれで怒ってるわけやないよてか怒ってない
ごめん、家にしよ。外でやることやない』


そのまま別々で家に帰る。

『ただいま』

S「おかえり〜〜」

『あのさ、わがまま、なんやけど。キスしてほしい』

S「は?急にどうした」

『1回でいいから』

優しくキスをしてくれた。
このあと、経緯を説明して、無事仲直り出来た。

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szkwluna1022(プロフ) - とっっても素敵な短編集ありがとうございます!大好きです!!リクエスト随時受付中とのことでしたが、もしよければいろんなメンバーの嫉妬や独占欲の話が読みたいです(*'ω'ノノ゙ (2023年4月4日 7時) (レス) id: 8366412aed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コイキング | 作成日時:2023年3月6日 17時

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