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この前、Aが知らん男と歩いてるところを見た。

それに、駅で………抱き合っていた。

もう俺は用済みなんだ、と思った。
次会ったら会うのをやめよう、嫌われてもいいからもう。

だから言ってしまった。
泣きそうな顔をしながら俺の家を出ていった、俺の誕生日。

R「まじ最低……」

俺も、Aも。

その日は配信もできず、1人でひきこもっていた。
数時間経ったあと、LINEの通知が届いた。
おめでとうのLINEかと思った。

シラハンりょーちゃんどうしたん?
え?なにが?
A、振られたって泣いてたけど
なんか、浮気されてたっぽくてそれで
は?浮気?そんなことAがするわけないやろ
いや!見たんやって!男と抱き合ってるとこ
あぁもう、なんやねんシラハンまで。
いつものやつに連絡を入れる。
飲み付き合って欲しい
「で?どぅしたん」

R「聞いてやゆーま…」
ゆーまに全部聞いてもらった。

Y「で?Aは今シラハンとこにおんの?」

R「そうやない?」

Y「んー、Aが浮気なんてせんと思うけどなー」

R「俺やって…信じたかった…」

Y「白濱にきいたらなんか、わかるんやない?電話するか」

そう言うとすぐにシラハンに電話してた。

Y「あーもしもし白濱?今さーりょうと飲んでて、Aのことなんか知らん?りょーは浮気されたとか言ってるんやけど〜」

S「もしもし?色々きいたよ?でも浮気みたいなことはしてなかったよ?お兄さんとりょーちゃんの誕生日プレゼント買いに行ったから渡したかったって泣いてた」

Y「兄ぃ!?A、兄貴おったん」

そこで俺はハッとした。
よく見てないけど、風格がAに似てたから。

S「年の離れた兄がいるって。シスコンらしい」

R「え、俺…もしかして…」

Y「兄貴と面識ない?なら…w」

R「俺、最低なことしたやん……」

S「お兄さんと歩いてるところ見たってこと?」

R「そう…帰り際抱き合ってたし…」

Y「あーあ、今から白濱ん家行くわ」

S「了解、A今泣き疲れて寝てるから起こさんようにね」

俺、まじ最低。
一番に祝ってもらって嬉しかったはずなのに。
そんなAの気持ち踏みにじって、完全に俺の都合で。



謝らんと。



Y「りょう、行くぞ」

R「うん」

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szkwluna1022(プロフ) - とっっても素敵な短編集ありがとうございます!大好きです!!リクエスト随時受付中とのことでしたが、もしよければいろんなメンバーの嫉妬や独占欲の話が読みたいです(*'ω'ノノ゙ (2023年4月4日 7時) (レス) id: 8366412aed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コイキング | 作成日時:2023年3月6日 17時

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