#Y ページ16
私の彼は色々なお仕事をしているけど、最近はデザインのお仕事をよくしているところを見る。
彼のデザインを見るのが好き。
活動者というお仕事をしているため、彼女がいるということはファンの皆さんにも彼から報告されている。
顔出しとか声は載せたことないけどね。
SLHのゆまさんに彼女がいる、っていうことだけ。
ファンからしたら謎に包まれた存在だと思う。
Y「A〜〜」
『はーい?』
Y「ゆまさんのところおいで〜〜」
リビングのソファーから両手をこちらに広げてる。
『あいっ、お疲れ様〜〜』
彼に背中を向けて座る。
Y「もぉ、なんでそっち向くの〜〜!」
『痛い痛い〜〜wごめんってw』
彼の方を向いて座り直すとさぞご満悦そう。
Y「んふぅ〜〜♡♡休憩♡♡」
『寄せんな』
私の胸を寄せてその谷間に顔を挟んでいる。
これが日常になってしまったのが、悔しい(?)
Y「寄せないとないやん」
『無くていいの、邪魔なだけ』
Y「好きになったやつが貧乳でも俺は愛すけどねっ♡」
『あーはいはい、ありがとうね』
私はバリバリのキャリアウーマンをしている訳で…
お胸が大きかったら動きずらくて大変だよ。
趣味でボクシングなり習ってるからそれでも邪魔よね。
Y「ちょっとコンビニ行ってくっかなぁ〜なんか欲しいのある?」
『んー卵とアサヒ』
Y「卵?」
『勇磨のオムライス食べたい』
Y「あいよw」
勇磨か離れた隙に部屋の掃除をする。
アトリエだけは慎重に。
掃除機を置いてアトリエの片付けをしてたら書き上げたばっかりだと思われるアナログのイラスト。
私はそのイラストから目が離せなくなっていた。
描かれていたのは女の子、なんだけど………
どうも私に似ているのだ。
身体付き、顔のパーツ、髪の毛まで。
色は違っても確かに私。
ポーズ図案まで私の仕草っぽい。
時間を忘れて周りの音が聞こえなくなるぐらい集中していた。
Y「あ、みっかっちゃったw」
私のすぐ後ろで声がして、驚きで肩を揺らす。
『勇磨これ……』
Y「次の酒呑に使う子。可愛いでしょ?♡」
『可愛い、けど………これ、私、?』
Y「そう、A。すごい似とるやろ?w」
『すぐ分かった……』
Y「Aの隅々まで俺は知ってるからねぇん♡」
『え、なにそれ怖、』
この新作が発表された日、crewからは歓喜の声が。
後日、このイラストの女の子は彼女に似ているという話をキャスでした際には彼女お披露目を心待ちにするcrewが大勢いたとかなんとか。
結局、勇磨は変態。
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szkwluna1022(プロフ) - とっっても素敵な短編集ありがとうございます!大好きです!!リクエスト随時受付中とのことでしたが、もしよければいろんなメンバーの嫉妬や独占欲の話が読みたいです(*'ω'ノノ゙ (2023年4月4日 7時) (レス) id: 8366412aed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コイキング | 作成日時:2023年3月6日 17時