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「本日のオススメ"ポークソテーのポポーソースポルチーニ添えとポテトポタージュ"でございます」
「!」

レストランに到着し、ロイドの頼んだものが運ばれた。その料理の名前にAとアーニャが、反応する。

「「ぽ?」」
「おいしそうだ(P暗号だな、作戦会議(ブリーティング)の連絡か…しかしこの連絡方法はやめてもらおう…)」

ポークソテーにかかったソースが文字になっている。ロイドはその暗号を読み、理解した。

─────

数日後、フォージャー家の電話が鳴る。

「はい、ああどうも…えっもうできたんですか?わかりました本日受け取りに伺います」
「「!」」

ロイドの言葉にAとアーニャが反応する。

「せいふくできた?」
「みたいだな」

ロイドが答える。しかし今日は作戦会議(ブリーティング)の日、制服の受け取りをヨルへ任せ、ロイドは仕事と言い家を出る。

「もしかしたら遅くなるかもしれないので、夕飯は適当に出前でも取ってください」
「はい」
「「いてらさい」」

ロイドが家を出るのを見送り、Aたちも制服を取りに行く準備をする。

「せいふくたのしみ!」
「かわいいかな?」
「わくわく」

Aとアーニャの会話を聞き、ヨルは微笑む。

「私たちも、そろそろ行きましょうか」
「「うい!」」

家を出たロイドは、隠し通路を使い組織の管理官の元へ向かっていた───。

「やあ管理官(ハンドリー)、要件は?」
「その前にまず…」

一呼吸おき、管理官は目を見開いた。

「何だ先日のあの高額経費は!?城レンタル代に王宮家具レンタル代!?WISE(ウチ)の予算なめてんのか!?」
「追加の請求書です、入学って物入りですね」
「しれっと渡せるその度胸は認めよう」

管理官の嫌味にも"必要経費です"と返すロイド。そんなやり取りもすぐに終わり、本題へと話は進む。

オペレーション《(ストリクス)》フェイズ2の進行確認、管理官はイーデン校のシステムを説明する。

デズモンドの所属する懇親会に出るには"皇帝の学徒(インペリアル・スカラ)"になることが必須条件、そのためには褒賞の"(ステラ)"を8つ獲得する必要がある。逆に"(トニト)"と呼ばれる罰点を8つ与えられると即時退学となる。

「ふっ(…あの子たちを優等生に…不安以外の要素が見当たらん)」

(3)→←10.誘拐未遂事件(1)



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設定タグ:スパイファミリー , アーニャ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:神永 夕陽 | 作者ホームページ:http://id27.fm-p.jp/470/mushroom037/  
作成日時:2022年6月12日 1時

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