超能力姉妹《SPY×FAMILY》 (ページ11)

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05.ははの引越しページ11

東人民共和国《ｵｽﾀﾆｱ》首都バーリント公園通り128

ここに一風変わった家族があった───

「あのロイドさん、寝室は……」
「もちろん別々です、来客の時だけそれっぽくごまかしましょう」
「「Aとアーニャんちへいらさいませ！」」

ヨル･ブライア、改め、ヨル･フォージャーが引っ越してきた。Aとアーニャは両手を広げ歓迎する。

『ちち、ははみつけてきた』
『アーニャたちのおかげ！』

父、スパイ
母、殺し屋
姉妹、超能力者

「Aとアーニャに、ははうまれてめでたい」
「はは……！！」

姉妹の言葉に感動する、母ヨル。
2人は引っ越しのお手伝いをするために荷物を部屋に運ぶ。

「そうそうとりあえず、知り合いのコネで入籍をしたのは一年前ってことにしてもらいました(ホントは偽造)」

『Aのちからつかえば、にもつかんたんにはこべる』
『だめだよ、バレちゃう…！』

父、母、姉妹、己が利のため疑似家族を作った4人は互いに正体を隠しながら、ひとつ屋根の下で暮らすこととなった────･･･

「あ、アーニャさん、Aさん、それは私が……(その中には猛毒の武器が…)」

『もうどくっ！！』

「「ビクッ！」」