Story 3 ページ4
.
.
「…すみません!」
…やばい、寝そうになってた。
さっき電話越しで聞いた声で目が覚めた。
「俺のスマホ拾ってくれた方ですか…?」
『そうで…
え。…えっと、あの…?』
持ち主さんの方を見ると
最近テレビで毎日見る顔が。
テレビじゃなくて、自分の部屋でもかな…。
「あ、俺の事知ってます!?」
いやぁ、ずいぶん有名になったもんだな〜!と微笑む彼。
.
『…有岡大貴さん…、ですよね?』
「はい!」
恐る恐る聞いてみると、
アイドルスマイルで即答。
うわ、こんな至近距離…!
やばいやばい、
メイクしっかりしてこれば良かった…もう最悪!
ちょ、近すぎない?大丈夫?
「…あの〜、」
『えっ?』
「顔。
すっごい赤い。大丈夫…?」
大丈夫じゃない気がする。
だって私、あなたたちのファンなんだもの。
…なんて言えないし。
『だ、大丈夫です!
あ、そういえばスマホ…!』
.
.
645人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たろたろ | 作成日時:2016年2月17日 17時