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おばはん……? ページ38

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「し、新一?
なんでここに?」









「それはこっちのセリフだって……」









「だーかーらー、浮気調査をしに来たのよー」









「園子!そんなんじゃないんだって」









救世主だと思ったけどなかなか進まない御様子。
んー、とりあえず委ねていようかなー。









「あんたも黙ってないで何か言ったらどうなの?」









ありゃ、委ねさせてはくれないのね。









「んー、ネタばらししてもいいけどねー。
それじゃあ男がすたるでしょ」









こういうのはちゃんと男の子が言った方がいいんだよ。
きっと。









「え?」







「何よ、それ……」









新一くん、はりーアップだよ。










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「……蘭、ちょっと来い」









「え?」









「はいはーい、園子ちゃんは私とお話してよ?」









そう言うと、2人は店の外にでて言ってしまった。









「……ほんとにあんた誰よ?
新一くんはね、まだ中学生なのよ?」









ん?今さらっと私をおばちゃん扱いしてた?









「それに、蘭はずっとそばにいたし。
怒鳴ったりしたのは悪かったけど……」









うんうん。
この子なりに心配してたんだよねー。









「もー、安心して。
今日できっと2人は仲直りするから」









くっつくってのはまだ先かもしれないけど。









「何笑って……」









まぁ、園子ちゃんにならバラしてもいいか。









「実はね……」









そんな時だった。









カランカランッ。









再び2人が戻ってきたのは。









「えっと、その……
本当にすみませんでした!」









「蘭?どうゆうこと?」









まぁ、そうゆうことなんだけどねー。
恋のことでいざこざなって友達と敵の本拠地に乗り込むなんて←









「若いっていいなぁ」









「Aさんもまだ高校生だろ……」









まぁ、さっきは園子ちゃんにおばさん扱いされてたけど←










「あの!本当にすみませんでした!」









「まぁまぁ、気にしないで。
それより、せっかくだからレモンパイでも食べてお茶しません?」









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秋といえば……→←敵の本拠地へ



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朱音しゃーか - いいですね〜、面白いです! (2019年3月16日 22時) (レス) id: 5fadb9d0cb (このIDを非表示/違反報告)
クグロフ(プロフ) - わー!コメントありがとうございます!最近スランプだったんですけど今ピーンって来ました!やる気がムクムクです!これからも頑張りますね^^* (2018年5月31日 1時) (レス) id: 4f02d54f19 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ(プロフ) - 年の差ほんと大好きなのでこの作品見つけた時はほんと叫びました(笑)とってもキュンキュンします!1度しか評価されませんけど10点連打しますね(*´ー`*)これからも応援してます! (2018年5月30日 21時) (レス) id: d3db016fb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クグロフ | 作成日時:2018年5月11日 0時

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