あいは存在する。【降谷零】

漫画チック ページ26

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頭で考えること数秒間。









あ、仕事か。









そうだった。ゼロさん達は警察だった。









大さんも同業者っぽいし。









……まぁ、それにしては格好がラフな気がするのは私だけだろうか。









なんか、普通に私服っぽい。









覆面パトカーみたく覆面警察官といったところだろうか。









｢おいっ！金は用意するからその女性を解放しろっ！｣









そうだそうだー。









｢はっ、そんなんで解放したら意味ねぇだろうが！｣









正論ですねー。









……埒が明かない。









というか、目的はなんだろう。









お金が欲しいならこんなテロまがいな事はしないだろう。
銀行強盗でもすればいいのに←
……もちろんダメだけど。









｢目的はなんだ?爆弾はどこにある?｣









そう、それが聞きたかったんだよー。
この人はエスパーかもしれない←








でも、そこのサングラスのお兄さん。
言ってくれてありがとう。









それより、グラサンっておっけーなのかな?
タバコも吸ってるし。









ちなみに、私は禁煙派だからねー。
うちに喫煙席はございません。









でもこの前大さんが来た時に思ったんだけど、あの人はヘビースモーカーだろうなー。









匂いからして。









大さんといいいこのグラサンのお兄さんといい、美形なのにもったいない。









｢フッフッフッ、知りたいか……
それはな、あの方のご命令だからだ！｣









あの方……?









私が話を聞いてなかったうちに、急に漫画チックになっていた。









｢あの方はな、俺たちに金をくれるんだよ。
ちゃんと仕事をすればな。
その姿はとても美しくて……｣









｢あの方?そいつにどんな命令をされたんだ?｣









｢ふっ、あのお方はこう言ったのさ。金を集めなさいってな。
さもなくばこの町が吹っ飛ぶと伝えろとも言っていた。
だから、早く用意しろ！｣









なんてめちゃくちゃな……









それになんか引っかかる。









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……もうすぐ1時間。









ほんとに吹っ飛ばなきゃいいけど。









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