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居場所 ページ6

安「ほら、ここ座ってろ。」

『はい。』

2週間ぶりの洋貴さんの家。

なぜか緊張する。

いつも洋貴さんの座っているソファーに座る。

洋貴さんが濡らしたタオルを持ってきてくれた。

安「目、赤くなっちゃったな。これ当てて。」

『ん、っ冷た。』

安「我慢しろ、ちょっと立って。はい、こっち向いて座って。」

『重くない?』

安「重くないよ、いいから。」

洋貴さんの膝の上に、向き合って座る。

落ちないように腰に腕を回されて、ぐっと近くなる。

洋貴さんの香りに包まれる。

『んー、あの、えっと……』

安「ゆっくりでいいよ。」

『あの、ごめんなさい。取り柄なくて、迷惑かけて嫌われたくなくて、それで、……ごめんなさい。』

タオルで目を隠したまま話す。

安「そんな事で嫌いにならないから、な?
さて、練習しようか。」

『練習?』

安「そう、あゆかが、甘えたり、頼ったり苦手なのは知ってるから、甘える練習な。」

『いつも、洋貴さんに甘えてるよ。ご飯作ってもらったり…』

安「そうじゃなんだよ。俺にしか言えないことあるだろ?」

甘えるなんて、しばらくしてない。

何言えばいいんだろう。

はぐらかしたいけど、こういう時の洋貴さんにそれは出来ない。

安「いまして欲しいことは?」

『ねぇ……』

安「言わなきゃ分かんねぇからな。」

『このまま寝たい。』

安「風呂は?」

『明日でもい?』

安「だーめ、先に入ってこい。」

『……』

安「一緒に入るか?」

『うん。』

安「はいはい。じゃあ、行くか。」

焼肉→←ごめんなさい



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はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい (2018年6月11日 15時) (レス) id: 1db16994de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうちん | 作成日時:2018年6月11日 15時

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