STPR社 メンバーサポート部！

第8話 ページ9

・


・


さとみ｢はよー｣

気だるそうに入ってきた彼はなんだか眠そうです…

やはり徹夜になってしまったのでしょうか…

A｢さとみくん、おはようございます。｣

さとみ｢あ、Aちゃん、おつかれ。｣

A｢お疲れ様です…。

あの…サムネは出来ましたかね…？｣

さとみ｢あぁ、

Aちゃんが編集手伝ってくれたお陰で

サムネ作りが慎重にできたよ

ありがとな｣

A｢ホントですか…！

お役に立てて良かったです…

またいつでも頼ってくださいね｣

さとみ｢うん、ありがと｣

よしっ、

メンバーサポート しっかり出来たみたいです…！！

これぞ、メンバーサポート部ですよね…！

なんだか感動しちゃいます〜っ！！

社長｢あ、花咲さーん！｣

A｢はっ、はいっ…！｣

パタパタと駆け寄ってきた社長は

昨日の曇った顔とは打って変わって元気そうです…

よかった…

ちょっとは安心させられたのでしょうか…

社長｢………？

花咲さん…どうしたの……？｣

A｢えっ…？｣

社長｢いや、顔が緩んでたから…

何かいい事でもあった…？｣

顔を覗き込むように近づけてきた社長の顔は…

やっぱり真近で見ても元気そう…

…って…

A｢社長……。

顔が近すぎです……。｣

社長｢……。

ははっ、ごめんごめん。

で、なんでニコニコなのかは教えてくれないの？｣

A｢それは………

ちょっと秘密にしておきます……｣

社長｢えぇぇぇぇ！

花咲さんが秘密なんて珍しい…！！

それはそれで もりさんめっちゃ気になる〜！｣

A｢もうっ、私の話はいいですから…っ

ご用件はなんですか…？｣

社長｢あー、えっとね？

昨日話した対談内容を話し合いたいんだけど…

今時間ある…？｣

A｢もちろんですっ、

お手伝いさせていただきます｣

社長｢わぁぁっ、ありがとうっ！

よしっ、じゃあ会議室で色々話し合いねっ！｣

A｢はいっ｣

第9話→←第7話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す