俊 介 ページ7
［ 彼女 × 嫉妬 ］
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甲子園の廊下の曲がり角の向こうから
楽しそうな話し声が聞こえてきた
『それめっちゃ面白いですね！』
『せやろ！そのあとに北條がまた同じことしてさ』
『北條くんやらかしすぎ』
この場面を見るまではむしろ機嫌が良かった
俺の機嫌はジェットコースターのごとく急転直下
めっちゃイライラする
「糸原」
『俊介さん、お疲れ様です』
気づいたら2人の間に割って入っていた
「平田コーチがお前のこと呼んでた」
『あ、わかりました』
『ありがとうございます』
あゆかと話した直後の糸原の緩みきった顔を見て
俺の機嫌は最高潮に悪い
『俊介、?』
あゆかもそれを感じとったのか恐る恐る俺の名前を呼んだ
「…ちょっとこっち来い」
俺はあゆかの腕を掴んで適当に部屋に入った
…
部屋に入るなり俺はあゆかを抱きしめた
『ちょ、俊介苦しい…』
俺は抱きしめる力を緩めずにあゆかの耳元で囁いた
「すっげーイライラした…」
『俊介…』
「普通に、嫉妬した」
「だから、今日は俺に独り占めさせて?」
あゆかから体を離して答えを聞く前に唇を塞いだ
…
『俊介、私どこにもいかないよ?』
『だからそろそろ…』
「ダメ」
そのあとも俺はあゆかを独占し続ける
「じゃないと、また糸原と話すだろ?」
『話すくらいいいじゃん』
『私が好きなのは俊介なんだし…』
「あゆかにそういう気持ちがなくても糸原にはある」
糸原だけじゃない、若虎は全員俺の敵だ
『…家に帰ってからでいいじゃん』
「え?」
『家に帰ったら好きなだけ独占できるでしょ?』
『それに、家じゃなくても私は俊介の彼女なんだし』
ね?と上目遣いで言ってくるから何も言えなくなった
これをわざとじゃなくて自然にやってるあたり怖い
『だから仕事に戻っ…うわぁ！』
仕事に戻ろうとしたあゆかを無理やり引き寄せて抱きしめた
「よけい離したくなくなった…」
こいつは俺のって意味を込めて何回もキスをした
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雛@虎ガールさんリクエスト
リクエストありがとうございます！
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とみー - リクエストに応えていただきありがとうございました！またお願いしますm(._.)m (2017年11月20日 17時) (
レス) id: 6887ecf571 (このIDを非表示/違反報告)
あゅか(プロフ) - あいかさん» リクエストありがとうございます！中谷選手と大山選手と糸原選手ですね！了解しました！ (2017年11月19日 16時) (レス) id: fb80dc2a31 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - こんにちは！リクエストお願いします！！中谷選手と大山選手と糸原選手お願いしたいです！3人とも別々がいいです！ (2017年11月19日 16時) (レス) id: f18edccfdc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - とっても面白かったです！！若虎たちが可愛かったです！！次も、リクエストしたいと思います (2017年11月19日 13時) (レス) id: 8dd208a8e1 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - あゅかさん» ありがとうございました、朝からドキドキしてます、わがまま聞いてくれて、ありがとうございました。これからも、頑張って下さい！ (2017年11月16日 8時) (レス) id: 250acda05a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゅか | 作成日時：2017年10月26日 13時
