- プ レ イ ボ ー ル ！ -

阪 神 タ イ ガ ー ス 【8】 ページ45

［ 逆ハーレム ］





今日もウエイト室にはあゆかひとりでお留守番

そこへ、予約済みのお客さんがやってきた



高「マッサージいいですか?」

『大丈夫です、どうぞ』



あゆかはクールな高山にどう接していいのかわからず
なかなか喋れないでいた



『あの、』
高「はい」
『…好きな食べ物ってなんですか?』
高「好きな食べ物ですか?」



高山に聞き返されあゆかは心の底から自分の質問を反省した




高「あゆかさん得意料理って何かありますか?」
『え、肉じゃがですかね…』
高「じゃあ、それで」
『へ、?』
高「俺の好きな食べ物、肉じゃがです」



そう言って楽しいそうに笑う高山を見てあゆかは安心した



高「今度、作ってください」

『ぜひ！』



高山と会話ができ嬉しそうに笑うあゆか




高「やっと笑ってくれた」

『やっと、?』

高「なんか俺のこと怖がってたみたいだったんで」

『いや、まぁ、ちょっとだけ…』

高「俺、あゆかさんの笑顔好きです」

『ありがとうございます』

高「あゆかさんのことはもっと好きです」

『え、?』



高山は立ち上がりあゆかを抱きしめた



高「俺、無愛想で冷たいってよく言われますけど」

高「あゆかさんにだけは優しい男でありたい」



高山はそう言うと優しくてあゆかにキスをした



高「予約済みってことで」

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