- プ レ イ ボ ー ル ！ 2 -

赤 星 憲 広 ＊ 【1】 ページ17

［ 吹奏楽部顧問 × ＊ ］






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俺は絶対音感を持ってる
だから少しの音のズレも聞き逃さない

“聞き逃さない”というか“聞き逃せない”

1拍音がズレるだけで頭が痛くなる

最近は頭が痛すぎてイライラするくらい

その原因は、



「ストップ」



俺の声で部員の動きが止まり音も止まる



「藍沢、今日も音がズレてる」

『すいません』

「間奏はフルートメインだからお前の音が目立つんだよ」

『はい』

「お前だけ居残り」
「わかったな」

『…はい』



間奏部分はフルートの軽やかで伸びのある演奏が注目される

その間奏部分での微妙な音ズレが俺の頭を痛くする





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広い音楽室にフルートの高音が響き渡る



「違う、その音じゃない」

『…あの、』

「なんだよ」



藍沢はおもむろに自分のフルートを差し出した



『どんな音か分からないんで聞かせてください』



藍沢の少し反抗的な目が俺を見据える



「いいけど、聞いたら音わかんのか?」

『…たぶん』
『先生はいいですよね、絶対音感あって』
『…信じてませんけど』

「今のは聞き捨てならねぇな」



無理やり引き寄せキスをする

深く、長く、甘いキス



「ファのフラット」

『え、?』

「お前の心臓の音」

『っ、…』



恥ずかしがる藍沢の手首を掴む



「抵抗したら?」
「あー、ごめんごめん」
「する余裕ないか」



キスで息があがってる藍沢を見てこの先をせずにはいられない



「なら遠慮なく、続きさせてもらうけど?」



抵抗してるつもりなのか藍沢は顔を背ける



「ファのシャープ」
「さっきより1音あがってんぞ」
「心臓の音は素直だな」



下着に手を入れすでに濡れた突起を刺激する



『…っんあ』

「でかい声出すと職員室に聞こえるぞ」



と言いながら俺は指を中に入れ弱いところを探る



『、っ！』

「ここか」



指先で刺激すると藍沢は片手を口に当て
体を快感に震わせながら声を我慢する

今度は指で思いきり弱いところを突く



『あぁん！』



果てる寸前で指の動きを止める



『なんで…?』

「イク前に条件がある」
「これからお前は毎日ここで俺と居残り練習をする」
「いいな?」



頷いた瞬間、俺は指で奥を突いた



『んあァ！』



なんでそんな条件を出したか、とどのつまり



「俺はお前に惚れたんだよ、あゆか」






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赤星ちひろさんリクエスト

リクエストありがとうございます！

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