重い【ハンギョル】 ページ8
「騎馬戦しましょ、騎馬戦。」
スンヨン、A、ウソクでダンスの練習をしていたとき、不意にハンギョルが言った。
「でも、4人だぞ?」
スンヨンが言う。
「おんぶでいいじゃないですか。
それで、上の人が帽子を被って取られたら負け。」
そして決まったペアは
スンヨン・ウソクvsA・ハンギョル
「ハルと一緒がいいいいいい!!!!」
とスンヨンが喚いていたが、ペアが変わることはなかった。
そして…
「なんで私が下なんですか。
体格的に考えてもハンギョル兄さんが下ですよね。」
Aはふらふらとハンギョルをおぶっている。
「決まったものはしょうがない。」
ハンギョルはまるで今から虫捕りにいく小学生のようなテンションだ。
そして、プチ騎馬戦が始まった。
相手の騎手はウソクだ。
お互いの騎手が際どい攻防をしている中、
馬の2人は
「ちょ、ハンギョル兄さん重いんですけど…。」
「ハルあと少し!頑張れって!」
今にも潰れそうなAをスンヨンが支えていた。そのせいで騎手が動け、といっても馬はくっついたままなので、
奪い合いが激化する。
「あ、もう無理。」
とAが言ったかと思うと、
膝から崩れ落ちた。
そしてその上にハンギョルが落ちる。
「うわぁー!!ハル!!」
ウソクとスンヨンは急いで救出活動に向かう。
Aの上に乗っかっているハンギョルを少々雑にどけてAの生存確認。
「…ハンギョル兄さんは重すぎました…。」
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作者名:アサト | 作成日時:2019年8月23日 0時