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どっちの嫉妬?【ドンピョ】 ページ7

「ハル兄さん!スンウ兄さんにばっかり構わないでください!」



ハルとスンウが仲よさそうに話していると、急にドンピョが2人の間に割って入ってきた。




「ドンピョ、どうした?」




スンウは心なしかニヤニヤして嬉しそうだ。





「ごめん、ドンピョのスンウ兄さんを取るつもりなんてないんだ!」




Aは慌てて察して言う。





「違います。
…ハル兄さん僕にも構ってください。」




まさかのそっちの嫉妬だった。





スンウは心に大きなダメージを負ったようで、身を2つに折って心臓のあたりをおさえている。





「ぼ、僕のドンピョが…!」





「アッパは放っておいても大丈夫ですよ。
ハル兄さん僕と一緒にお昼ご飯食べに行きましょう!」





ドンピョはAの腕をとって、自分の腕を絡めてスンウに背を向けて歩き出した。




「…ドンピョ、君のお父さん死にそうになってるけど大丈夫なの?」




「大丈夫です。
アッパはタフですから。」





「…多分僕が後で痛い目にあうパターンだと思うんだけど。」





「そんなことしたらアッパとは二度と話さないって言ったら万事解決です。」





笑顔で怖いことを次々に口に出す。





「ド、ドンピョや…!」





瀕死のスンウが床を這いながらドンピョに向かって手を伸ばす。





ドンピョは知らんふりしてそのまま歩く。





「あ、力尽きた。」





伸ばしていた手も力なく床へと落ちた。





「ハル兄さん何食べますか?」






この状況に危機感を感じているAとは裏腹に楽しそうにお昼ご飯のことを考えているドンピョだった。

重い【ハンギョル】→←ほのほの【ヒョンジュン】



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作者名:アサト | 作成日時:2019年8月23日 0時

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