【ころん】隣のケンカップルがうるさい【すとぷり】 (ページ4)

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ただただうざいページ4

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昔、腰くだけるキスってどんなんだろぉ、気になるぅ♪とほざいてたクラスメートがいたが

未だその願いが叶っていないのならば今の一連の動きを代わってあげたい。

下から見上げるころんの顔はいつも以上に腹が立つ物だった。

もたれかかった壁に手をつけて立ち上がろうとしたが、へなへなになりすぎて立てれない。

ころんは私の目の前にしゃがんだ。

「絶対離さないから。Aは僕以外好きになれないもんね。」

…うざい。
いつもだったらうざくて仕方がない。今すぐ離れてほしい。と思っているはずだ。

だから、今日は酒がまわっているというせいにする。

『やめないで…』

どこかに行こうとしたころんの腕を掴んで、聞こえるか聞こえんかくらいの声量で言う。

まだ物足りないから。

「…絶対酒飲んだでしょ」

『今日は飲める日だったんだもん…』

「はぁ…さとみくんめ……」

ころんは満更でもない様子で、また私にキスしてくれた。

*

…という昨日の夜のことを思い出しただけで吐き気がしそうだ。

「何松下、今日も仕事なの？」

パジャマの下に手を入れて腹をかくころん。お前に遠慮というものはないのか。レディの前だぞ。

『私は常時暇なお前とは違って忙しいんですぅ～』

「は？うっざ。明日からバリバリ出張だわ。」

『もっと早く言えよ』

お前は私のことを情報処理係とでも思ってるのか？あながち間違ってないわ。

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