【ジェル】王子達に好かれてしまった【るぅと】 (ページ36)

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「何、あんた誰よ！！」

ごもっとも過ぎて痛みも何も感じない！！凄い！！

『いや、大勢で来られたので何かあったのかと…』

「人を探してます。帽子を被ってて…サングラスをかけた人。見ませんでしたか？」

さっきのあんた誰よ！！の人の後ろからひょこっと現れた可愛い系女子。あ、この子好き。

『ああ、見ました！……確か、あっちに走ってったような…？』

校舎側を指差して言う。
いや私嘘上手すぎな。

「そうですか、ありがとうございました。」

「感謝しなくもないわよ！」

ツンデレなの？ツンデレなの？？失礼だけど誰需要ですかそれ

さっきまでのざわざわが嘘のように静まり帰った。すごい。

『あの…もう大丈夫だと…』

「ほ、ほんとに！？誰もいない…？」

『はい。(見た限りでは。)』

ガサガサッと茂みから出てきたその人。

「う…良かったぁ……」

声が安心してる。ガチで恐怖対象なんだかわいそーに。

「あ、助けてくれてありがとうございました！俺、莉犬っていいます。同い年だから仲良くしてね！」

その人は帽子とグラサンを外して、にっこりと笑う。
イ、イケメンだぁあああ！！！関わっちゃうと変なこと起こるフラグ出ちゃう部類の人間だこの人！！

『え、あ、はい。望月です。』

無視は失礼なのでしません。(テンション差)

「ふふっ、知ってる。」

今の一瞬でこの人が私の恐怖対象に変わりました。ママぁこわいよぉ。

「最近みんな君の話しかしないの。一回会ってみたいと思ってたんだよー！そしたら偶然ここで会えてラッキーってこと！」

うんまぁ知り合いですよね～～～。はぁ～～～。

もう驚かん。イケメンはみな恋人同士だったのかな。「俺たちイケメンだし釣り合う女いねぇからお前ら付き合うか」「そうだな」とかあったりして。もしそうだったら爆笑。

「あれ……莉犬くん何してんの………
って、Aちゃん！？」

思考停止していい？

ー

ここで次回の謝罪いれます。(ストックためばれる)

正直すみませんでした(土下座)