【すとぷり】今日も会長が愛しい【るぅと】

最終話 ページ44

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頭が、真っ白になって。


ぐわんぐわんって音がして、何も考えられなくなる。





『会長…いいんですか、私で』




涙をこらえるために、手で顔をおおって唇を噛む。




「秋野さんじゃなきゃ、だめです」



会長の表情は伺えないけど、声からして柔らかそうな表情だった。




『会長にならもっと、いい人いるでしょう？』




嗚咽が混じり、ちゃんと聞こえてるか分からない。

けど会長は、ちゃんと応えてくれる。





「秋野さん以外に、見つかるはずありません。僕が好きなのは、秋野さんだけなんです」




会長は、私のもとに近づいてくるようだった。シューズの歩く音がする。




「だから…」




会長が、私の手をつかんで、私の顔から離した。

すると、会長は微笑んで言う。




「僕の彼女になってほしいんです。


きっと…いや、絶対に幸せにします。」





もとから会長のこと好きだったじゃん。何を血迷うことがあんのさ。








『…はい、ぜひ！』





会長みたいに可愛くなんて出来ないけど、精一杯の笑顔で言う。



二人とも意識していなかったが、まるで会長と私の初対面のときのような話し方だった。



会長は、ちょっと驚いたような顔をして、またすぐ笑う。

やっぱり、会長は可愛かった。





『…あ！！
会長、終了お知らせの花火ですよ！超綺麗…！』





「わ〜、そうですね…ほんとに綺麗」





『でも花火より会長の方が綺麗ですね！』




「なんでそんな恥ずかしいセリフサラッと言えるんですか…！」




『セリフじゃないです、本心です！！』



「だとしても恥ずかしいのは恥ずかしいです…！」


花火の光で顔が赤いのか、かくして会長の顔がただ赤いのか

ワンランク上がっても、会長は可愛いままだなあ。



今日も、会長が愛しい。



ﾏfinﾀﾍﾞﾀｲ

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どんな終わり方やねーん！ってつっこみたくなりますね！ごめんなさい！

最後詰めすぎた感否めない〜〜〜


るぅと君誕生日おめでとう

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