意味が分からない ページ40
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その後、まぁなんか色々あって、僕とAちゃんは[彼女が昔、強盗に家族と愛犬を殺され、自分は誘拐されて森に埋められた。]という切ないストーリーだったことを明らかにした。
そしてついに。
「お、終わり…?」
『ぽい!』
40分くらいの大迷路を歩き終わった。おつかれ!正直疲れた!!
そして案の定Aちゃんは死にそうになっている。
『ごめんね?Aちゃん、付き合ってもらって。』
「いや、大丈夫…
というかなんでそんな急に優しくなるの??前まで私のことゴリラと思ってたでしょうに」
Aちゃんの切り替えが早すぎてビ☆クリドンキーした。
『え、僕優しくなったの?』
「?うん。
気持ち悪いくらい優しくなってて正直怖い。前みたいにけなしてくれた方がまだいい…」
そう、だったんだ。全然自分では意識してないから分かんなかったけど。
**
あのお化け屋敷のあと、Aちゃんが「会長のとこ行きたい!」って言うから来た。
のはいいけど…
『人多すぎじゃない?』
「SORENA」
なんかていうかもう、人がゴミのようだった。三組だけすっごい並んでた。
まぁ目当ては多分るぅと君じゃないかなって思う。
「あの、実行委員なんですけど…」
「あ、はい!実行委員枠空いてます!こちらにどうぞ!」
中に入ると、なんか…凄かった。
るぅと君の周りだけ、異常に人が多かった。
Aちゃんが「さすが会長…」と声をもらす。
うん、正直さすがるぅと君って思った。
「…あっ、秋野さん!ころちゃんも!
来てくれたんですね〜!」
るぅと君がこっちに来た。
ほぉ。
人混みでよく見えなかったけど、見るとるぅと君、なんか黄色メインのよくわかんない王子服みたいなの着てた。
男でも分かるかっこよさ。一歩間違ってたら惚れそう。素直に感心する。
ふとAちゃんの方を見ると、息してなかった。
るぅと君がこっちに来たのに気付いて、やっと息をしだした。
そして顔を真っ赤にしてうつむく。
「か、会長…
とてもすごくめちゃくちゃveryやばいくらいマジで似合ってます…!」
「へへ、ありがとうございます」
るぅと君がそういうと、Aちゃんがまた顔を真っ赤にした。
なんか、すっごいモヤモヤする…
さっきからずっと。Aちゃんと一緒にいると、訳の分からないことばかり。
『ほんっと、意味わかんないし…』
二人には聞こえないくらいの音量で、呟いた。
ーー
ころちゃんside苦手過ぎて!!
ころちゃんside今回で終わりです!!
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ちか様っ! - ガチめに好きでしゅ (2020年5月20日 0時) (レス) id: 977c93c278 (このIDを非表示/違反報告)
ひま - 今日学校で友達におすすめされて見に来ました、、、、、、、、メッッッッッッチャオモシロイデス (2020年1月27日 15時) (レス) id: 82a3dc44be (このIDを非表示/違反報告)
あゆ。(プロフ) - 恋花レンカさん» コメントありがとうございます!そして返信遅くなって申し訳ないです;;キュンしていただきありがとうございます(?)!!尊敬だなんて…!!わわわもったいないお言葉です…嬉しいです! (2019年12月26日 7時) (レス) id: 60e39cad9d (このIDを非表示/違反報告)
恋花レンカ - るぅと君の行動にいちいちキュンとしてしまう...脳が機能しなくなりました。こんなに素敵な作品を作れる作者様、尊敬します! (2019年12月1日 19時) (レス) id: 8916eccc14 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ。(プロフ) - たるますちっくさん» コメントありがとうございます!そ、そんな…!いんむの呪いにかかっちゃったんですよきっと!!(うるさい)なので私と一緒にちょっと焼いてかない?しましょう!!(くそ) (2019年11月2日 21時) (レス) id: 60e39cad9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆ。 | 作成日時:2019年10月14日 11時