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13 全く、なんて日だ! ページ41

『意識を操る』異能者、××××。






元医者であり、異能と技量を見込まれ特務科の諜報員に転職。医者としても活躍。







その後、辞職。理由は「精神的疲労」。







***







「最近元気無ェな。何かあったか?」


「いやね、龍ちゃん(猫)が可愛くて可愛くて……」


「……」



 さすが幹部というか、つくづく人をよく見てるなあと思う。


 でもきっと大丈夫だよね。




 ……いや大丈夫じゃない。今までシリアスばっか続いてたから忘れてたけど、これギャグだったな。




 フハハハ
 この好機(チャンス)を、逃してどうする。

 こういうとき、中也くんのような優しいやつはコロッと騙されるのである。



「ハァ……あ、あのさ」


「んァ? 如何かしたか?」


「最近、ね、辛いことが多くて……」


 カクカクシカジカ(´・x・`)


「んじゃ、今日は俺が葡萄酒をくれてやるよ」

「気持ちはありがたいけど、私、お酒飲めない」


「……じゃあパフェでも奢ってやるよ」


 キタコレッ! じゃなかった。


「やさしっ! 中也くん大好き!」

「五月蝿ェぞ!!」




◆◇◆◇



「美味し〜い」


 雪のような生クリームに埋まる赤い果実。それをきらめかせるのは透き通ったゼリー。


「うまし!」


 中也くんは机に肘を掛け、横目で私を見ていた。

「へっ。甘ったりィな」

「それが良いのよ」

「店主(マスター)、葡萄酒を注いでくれ」


 私も中也くんの真似をしてイケてる感じにパフェを口にいれた。その視線の先には、あり得ない光景があった。







 ……なんでこのタイミングで。









 坂口さんがこの店に来てるのかねぇ。




◆◆◆◆◆◆

 はい。期末です。

 更新遅くなりました。ごめんなさい!m(__)m

  お久しぶりですね→←12 首領との茶会


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設定タグ:文スト , 医者 , 女医   
作品ジャンル:ギャグ
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錬月 - 雨宮櫂さん» うん同志だ! 人(★0★ ) (2017年8月8日 21時) (レス) id: 3b29134ce1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮櫂(プロフ) - 錬月(黒虎)さん» 同志ッ!!( ☆∀☆)人 ガシッ← (2017年8月8日 20時) (レス) id: 313c5bc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
錬月(黒虎) - あァ!わかるぞ (2017年8月8日 16時) (レス) id: 3b29134ce1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮櫂(プロフ) - 黒虎さん» わかります?(ノ´∀`*) (2017年8月8日 6時) (レス) id: 6677d662f0 (このIDを非表示/違反報告)
黒虎 - あの3組の組み合わせは良いですよねd('o') (2017年8月8日 1時) (レス) id: b5857342e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨宮櫂 | 作成日時:2017年7月25日 13時

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