異能特務科ボーイ ページ24
『ふふふふ。仕方がないねぇ。特別に教えてあげよう!!
あの男の名前は橘柚木(たちばなゆぎ)、異能力は〈心施錠〉──心を相手に読ませない能力だ。諜報員として一役買ってたみたいだよ』
成る程。だから太郎はわからなかったのか。
え? 太郎って『相手の心を読む異能』だよね!?
そう思った私の心を読んだかのように、太宰さんは続ける。
『普通はこんな全く逆の異能が干渉し合うと"特異点"という事柄が発生するのだけれどね』
おお。じゃあ今回も特異点があったのかな?
『其がわからないのだよ。情報(データ)が何処にも無い。きっと木下龍太郎が今"行方不明"ってことになってるからかもね』
Oh...。
太宰さんも心なしか、残念そう。
『ついでに、彼には実の兄がいる』
「ほう」
『彼の兄は、三年前に事故で意識を失っているんだけど……』
事故で意識を……?
ふと、太宰さんが電話の奥でニヤリ、と笑った気がした。
『とりあえず、私から教えられることは以上だよ』
「ありがとうございました!」
私の異能は『眠りつくその前に』。意識を操る異能だ。
もしも太宰さんの言っていることが本当ならば、
彼──橘柚木が本当に狙っていたのは……。
◆◇◆◇
「おい手前ェ、結局太宰に全部教えてもらったのか」
「ハッ!?!? ちゅ、中也くん!?」
ささささささ殺気!!( ; ゜Д゜)
「ま、待って待って、新情報」
カクカクシカジカ(。・x・)
「成る程な。確かに納得いくな」
「でしょ!?」
私天才。だけど今回はあんまり嬉しくないかな。
複雑な表情(かお)をしている人がもう一人。無論、中也くんだ。
「真逆手前ェが、奴の標的だったとはな」
◆◆◆◆
雨宮櫂作品特有!!
壊滅的ネーミングセンス来たぁぁぁ!!
(前回も前々回も、前前前世も読んでくれた方はわかる)
っていうか正直私もうこの話、何がどうなってるのか混乱中。。。←
しかも話進めるほど矛盾点半端無い。
そして本格的に受験勉強やらないとヤバイので、
更新遅れます!!(。・ω・。) sorry...
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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錬月 - 雨宮櫂さん» うん同志だ! 人(★0★ ) (2017年8月8日 21時) (レス) id: 3b29134ce1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮櫂(プロフ) - 錬月(黒虎)さん» 同志ッ!!( ☆∀☆)人 ガシッ← (2017年8月8日 20時) (レス) id: 313c5bc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
錬月(黒虎) - あァ!わかるぞ (2017年8月8日 16時) (レス) id: 3b29134ce1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮櫂(プロフ) - 黒虎さん» わかります?(ノ´∀`*) (2017年8月8日 6時) (レス) id: 6677d662f0 (このIDを非表示/違反報告)
黒虎 - あの3組の組み合わせは良いですよねd('o') (2017年8月8日 1時) (レス) id: b5857342e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨宮櫂 | 作成日時:2017年7月25日 13時