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21《あでいしょなるたいむ!2》 ページ25

no said




帝襟アンリは取り乱した

雰囲気は違えど、この写真の人物がAに酷似していたからである

だが、それ以上に取り乱している人物がいた

そう彼女、鬼波Aである

少女は基本冗談は言えど、それを顔や体に表すことはほとんどない

だが今の少女は少し、ほっっっとに少しだが顔が引きつってる

そのことからわかる

少女がすっっっごく動揺していると




ア「えっと、これってAちゃ」

『消してください』

ア「え、だって、これAち」

『早くしてください』

ア「いや、でもこ」

『早く』

ア「う、うん、わかった」




帝襟アンリは少女の圧に負けた

いや、聞いてはいけないと悟ったのだろう

そして、アンリは少女の言うとおりにモニターからこの写真を消そうとしたが

どんなに消そうとしても消えない

最悪の結果である



ア「えっと、ねぇ、Aちゃん」

『なんですか、早く消してください』

ア「そ、そのことだけど

どんなに消そうとしても消えないの、この写真」

『は?』




少女曰くこの時ブルーロック来てから1番低い声が出たらしい




ア「ちょっと絵心さんの部屋のモニター見てくるね

あそこが、主力モニターだから」

『えっ、あのここのモニターは…?』

ア「しばらくそこで待っといて」

『いや、だからモニター』

ア「…頑張って!」

『…ん?』

ア「じゃあ、行ってくるね」

『えっ、まっ、アンリさぁぁぁん』




少女の叫びをよそにアンリは絵心の部屋に行ってしまった

これは、その時の少女の心の中である




『(うわぁぁぁ、アンリさんに見られた、黒歴史

ここでは隠そうと思ってたのに

まじ終わった、最悪)』




とこんな感じに少々いや大分荒ぶっていた

だが、不運はここでは終わらない





蜂「中に誰かいるのー?」




この最悪な状況の中誰かがモニタールームに現れたのだ

蜂楽廻である




『えっ、ちょっ、まっ』

蜂「その声はAちゃん?何でこんなところにいる…の…

…え?」




少女に抵抗する時間も与えず蜂楽は中に入り写真を見た




蜂「え?これ、Aちゃん?」

『見るな、蜂楽、見るな』

蜂「えええええ!!これAちゃんなんだ」

『何もいってねぇよ!!それに、声でげぇ!!』

烏「ん?なんか、合ったんか凡

…は?」




これぞ、負の連鎖である

後にこの連鎖は何人もに渡っていき潔にも繋がって行くことになる

そして、最初の場面に戻るのだ

不遇としか言いようがない

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とんこつラーメン(プロフ) - 結葉さん» コメントありがとうございます!頑張ります! (6月11日 15時) (レス) @page26 id: 86cc180473 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 更新待ってます‼ (6月11日 14時) (レス) @page26 id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とんこつラーメン | 作者ホームページ:myet#known7gmail.com3  
作成日時:2023年4月23日 18時

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