【ハイキュー＆黒バス】正直なのが悪いんです−４−

百三言目 ページ14

ほんと、懐かしい。





何度も呼び出された裏庭も。


何度も漁ったゴミ置き場も。


針山や張り紙だらけだった下駄箱も。





何も変わらない。







そして＿＿＿＿＿＿。







『ナイッサー！！！』


『ワンチ！』


『日向ボケェ！！！』


『悪かったって！』







バレー部(ここ)も。







「たのもぉーーーーーー」




意を決してふざけて中に入ると、「あっ！」という声と共に流れ弾が飛んでくる。


手でカバーしようとすると、綺麗な黒ロングの女神様が助けてくれた。



女神様はすぐに振り向いて私を抱きしめてくれました。





幸せすぎて死にそうです。←





だけど女神様は泣いています。



私は泣かせたかったわけじゃない。



「潔子先輩、泣かないでください」


清「ごめっ…ごめんなさっぃ！…」




どうしようかと潔子先輩の背中をさすっていたら、メンバー達も私の目の前に並んで頭を下げ始める。




澤「柳瀬、ごめん！俺たちはずっとお前に…」


「それ以上言わないで下さい」




私は謝って欲しくて来たんじゃない。




私は、直しに来たんだ。

欠けて動かなくなってた私の時計を。




【 昔と今の私 】




それが最後の歯車＿＿＿＿＿＿。

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