【ハイキュー＆黒バス】正直なのが悪いんです−４−

百一言目 ページ12

葉「お熱いですなー」


実「もー心配かけてくれちゃって」


根「よかったな」




みんな！



「ありがとう！」



笑って返すとみんなが笑い返してくれる。

そんな中一人だけ真面目ならしくない顔をしてる奴が。




葉「A」


「ん？」


葉「過去の事なんて思い出さなくていい。てかもう考えるな。

俺たちは誰もお前を責めたりしねぇし、見放したりしねぇから。
お前は笑ってりゃいんだよ」




小太郎…




「…ぷっ。あはははははははは！ﾋｨ〜お腹痛いあはははははははは！」


葉「おい！笑ってろとは言ったけど、そこまで笑わなくてもいいだろ！」


「いや、だって、小太郎がそんなこと言うなんて、思わなかったから。ﾌﾌｯ」


葉「だからって笑いすぎだろ！！」




ありがとう小太郎。

そんなに私の事考えてくれてるとは思わなかった。



でもね、




「私忘れないよ、過去の事。きっとこれからもずっと忘れない。
だってあれがなかったらみんなに会えてないわけだし」




ちゃんと伝えよう、私の気持ち。





「きっと今私がこうして生きてるのも、みんながいたからだと思うんだ。
みんなと一緒にいたいって。みんなとならって。

もう悩む必要もないし、これからは心配かけた分たくさんお返しするつもりだよ！」





だって私は、





「みんな、ありがとう！！」






この人たちが大好きだから。

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