鰐系女子と鰐系オッサンのほのぼの(？)非日常

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貴『私の初恋相手は((「ぷるぷるぷるぷるぷる…」だよ…』

ｸﾛ「…あ？」

おや、聞こえなかったようですね。生憎ですが私は意地悪なので

ｸﾛ「おい、聞こえなかっt((貴『もういいませんよ〜だ』…」

貴『そんなことより電伝虫、鳴ってますよ』

ｸﾛ「ﾁｯ…」ｶﾞﾁｬ

ﾄﾞﾌ「もしもし？クロコちゃ〜n((ｶﾞﾁｬ」

相手はどうやらドフラミンゴさんだったっぽいですね、明日あの人は太陽を見れるのだろうか…←

貴『じゃ、私ハンコックさんとお茶会があるんで』

ｸﾛ「おい待t((ﾊﾞﾀﾝ」







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奇跡だと思った、殺そうとした相手が初恋の人だったなんて

「おいおい…落ち着けよ…」

『？！砂…！！』

あのときはほんとに死ぬと思った。せめてもと思い過去を明かした、彼との約束。


＿＿次会った時は私の名前、過去。全て教えます！＿＿


軽蔑した？不気味？でも諦めきれなかった、私はなんてがめついのだろう

『頼む、ここに置いてくれ…』

つい言ってしまったこの言葉、私みたいな化け物、置いてくれる訳ないと思ったのに…貴方は違った

「ﾌﾝ…着いてこい」

置いてくれた、ただの興味本位だったんだと思う。でも、それでも良かった。初恋だもの。彼になら殺されてもいいと思ってた

『あの、名前…』

＿＿あぁ…サー・クロコダイルだ＿＿

サー・クロコダイル…それが彼の名前。名前を呼ぶのが照れくさくて鰐さんって呼んだんだよね

彼が去った後、与えられた部屋でしばらく呟いてましたwとっても素敵な名前だなと

『ふふ、やっぱりカッコいいなぁ…』

初恋相手は優しくて、何年経ってもカッコいい。一緒に過ごしてきて彼のこともたくさん知れたし…たとえば心配性とか…過保護とか。ひとつ気掛かりなのはお仲間さんを見かけなくなったこと、どこ行ったんだろ？

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