お友達はじめました。【山本彰吾】

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山本彰吾side


おかしい。どう考えてもおかしい。


ある日を境に、Aちゃんからの連絡がさっぱりなくなってしまった。


最初はちょっと忙しいのかなと思ったけれど、こうも返信がないと、何か絶対に理由があるはずだ。


なんか嫌われることでもしたかな、俺。


まあまあ落ち込むよ、さすがの俺でも。


だって連絡が来なくなって約2週間だよ。


会いに行くことも考えたけど、最近なんだかんだ仕事が忙しくて、時間が作れずにいる。


彰「はぁ、、、、。」


樹「ため息なんてついて、幸せ逃げますよ。」


彰「これ以上逃げられたら困る、、、。」


樹「恋煩いですか。」


彰「そうだね、患ってるね、、、。」


いっちゃん、鋭いね、、、。


樹「そんな、やましょーさんに朗報ですよ。」


彰「ん？なに？？」


樹「今日の撮影、予定よりだいぶ早く終わるみたいですよ。」


お、、、まさか、、、


樹「会いに行ったらどうですか？」


彰「いっちゃんてやっぱり貴公子だったんだね。」


樹「どういうことですか(笑)」


もう、会いに行くしかないよな。


よし、山本彰吾、男見せます。

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