第9話:久しぶり ページ11
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誤解が解けた後、いつも通り仕事をした。
お昼が近くなった頃には、仕事も一段落ついた。
『鏡花ちゃん。お昼行かない?』
鏡「うん。あ…先行ってて。終わらせてから行く」
『はーい。待ってるね!』
私はパタンッと扉を閉め、うずまきへ向かった。
・
「……鏡花ちゃん。ちょっといいかな」
・
カウンターに座って鏡花ちゃんを待つ。
少し待っているとカランと音がして扉が開いた。
『鏡花ちゃん!こっち……って…え?』
太「ごめんね。鏡花ちゃんじゃなくて」
私は慌てて、いえ。と言うと少し俯く。
太「隣いいかい?」
『えっはい!どうぞ!』
太宰さんから来てくれるなんていつぶりだろう。
『お昼…私と一緒でいいんですか?』
太「いいに決まっているだろう?私の彼女なんだし」
『…彼女……』
太宰さんはまだそう思ってくれていたんだ。
と、少し嬉しくなる。
それと同時に、本当にいいのかな。とも思ってしまう。
太「……ねぇA。明日の休み、デートに行かないかい?」
『…え?』
太宰さんと……デート!?
太「どう…かな」
『い、行きたいです!』
太「!本当かい!?じゃあ、決まりだね」
『はい!』
太宰さんとお出掛けできるんだ!
そう考えると少しにやけてしまう。
今から明日が楽しみで仕方ない。
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アミ - 更新おめでとう御座います!太宰さんと夢主ちゃんが幸せになることを願っています!更新頑張ってください! (2020年4月21日 11時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - アミさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2020年4月8日 16時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
アミ - すごく面白かったです!更新頑張って下さい! (2020年4月8日 13時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - あげはさん» わあぁそうなんですか!ありがとうございます。頑張ります! (2019年6月21日 21時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
あげは(プロフ) - (っω<`。)ドキドキです。大好きな作品で毎日続きを頭で気にしながら過ごしてます。頑張ってください。 (2019年6月20日 19時) (レス) id: b629904c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水月 | 作成日時:2019年6月10日 20時