第54話『林間合宿2』 ページ10
______
麗「え…？じゃあ何でこんな半端なとこに…」
瀬「バス…戻ろうか……な？早く…」
マ「今はAM9:30。早ければぁ…12時前後かしらん」
切「ダメだ…おい…」
芦「戻ろう！」
切「バスに戻れ！早く！」
『え、皆さん？』
マ「12時半までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね」
相「悪いね諸君。合宿はもう始まってる」
地面が盛り上がり始める。
うちはぴょんっと高く跳んだ。
皆、崖の下まで強制的に降ろされる。
マ「私有地につき"個性"の使用は自由だよ！
今から三時間！
自分の足で施設までおいでませ！
この…"魔獣の森"を抜けて！！」
緑「"魔獣の森"…！？」
上「なんだそのドラクエめいた名称は……」
混乱している皆の中にﾄｽｯと綺麗に着地する。
『うわぁ…。皆さん大丈夫ですか？』
緑「福沢さん！？巻き込まれなかったの！？」
『いや、普通に避けれましたよね…』
と、そこに。
「「「マジュウだーー！！？」」」
口「静まりなさい！獣よ！下がるのです！」
口田くんが叫ぶが、通じない。
そらそやろなぁ、コレから生命反応なんて感じられへんもん。
そこに飯田くん、緑谷くん、爆豪くん、轟くんが飛び出し"魔獣"を粉砕する。
『ほな、うちも行こか』
AM10:05
ピ「え…！！？」
マ「う、うそでしょ…！？」
『嗚呼、ここでしたか。此処にはいくつも山があるのに"山の麓"としか言われませんでしたから…流石に探すのに少し時間がかかりましたね』
相「十分早いけどな」
ピ「え、ちょっ、君！ど、どうやって！？」
『？飛んできました』
マ「あ…そういう個性？」
『いえ、私は無個性ですよ』
ピ「嘘！？何者！？」
マ「人間離れしてるわねえ…」
『ふふっ。まぁ、人間じゃありませんからね』
ピ・マ「「え？」」
PM5:20
ピ「やーーっと来たにゃん。とりあえずお昼は抜くまでもなかったねえ」
泥で汚れまくった皆が木々の間から顔を出した。
瀬「何が［三時間］ですか…」
マ「悪いね。私たちならって意味。アレ」
砂「実力差自慢の為か…」
ピ「まぁそのつもり。だったんだけどねぇ」
「「「？？」」」
マ「1人だけ、三時間以内に来たからね。そろそろくると思うけど…」
『用意終わりましたよ……あ！皆さんも到着したんですね』
「「「えええ！？」」」
八「雪乃さん！？いつ到着されたんですの！？」
『いつでしたっけ？』
相「AM10:05。開始35分後だな」
「「「はああああ！！？」」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水月(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！最近忙しいから更新できてなくて申し訳ないです。頑張ります！ (2019年6月24日 20時) (
レス) id: 5aa5e3d00a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 方言好きです！これからも無理せずに頑張ってください！ (2019年6月20日 7時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - よるさん» わかります！方言っていいですよね〜。 (2019年5月23日 17時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
よる - 関西弁(？)とか凄く萌える！ (2019年5月22日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - 鞠さん» え！本当ですか！？勿論です！ありがとうございます！ (2019年5月2日 17時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水月 | 作成日時：2019年4月29日 13時
