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60 Sho side ページ10

sho side…






そして最終日






.






夜のプールに忍び込む作戦を練ったりして

3人でなんだかんだ今日まで一緒に過ごした。






そして今日がその実行日。

Aもなかなかぶっ飛んだ事言うよなぁ。

確かに、青春っぽいしワクワクするけど、






廉は多分、

最後くらい二人きりが良かっただろうな。






ちょっと申し訳ない気もする。

廉、ごめんよ。






そんな事を考えながら

俺は昼間に一人コンビニへと歩いて向かった。






.






.






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コンビニに着くと、






.







『あれ、廉じゃん。』


永瀬『…っ!!』






.






偶然にも廉が居たので

俺は普通に声をかけただけ、






なんだけど…







『え、なに?ふふ…今、何隠したの?』


永瀬『はい?なに紫耀。』


『フッ…こっちの台詞だわ。』






俺を見た瞬間、

急に慌てたように手を後ろにして何かを隠す廉。






俺はふざけたように

廉の後ろにした手を覗くように見るんだけど、






『見せてよ。』


永瀬『…ええから、早よどっか行け』


『ハハハッ!!なんなの、マジ意味分かんない!』






一向にそれを見せようとしないからさ。






そりゃ、気になるじゃん。






今晩、プールで使う何かなのかなぁ?とかさ

サプライズ?なになに!?ってなるじゃん。






だから俺は、

廉の細い身体をガッと掴み、

意地でも隠したのものを見てやろうとした

その時、






永瀬『ちょ、わーーかったから!!見せる見せる』


『ふふ、最初から見せ……………』






諦めたようにため息をついた廉が

俺の顔の目の前に、堂々とそれを見せつけてきた。






永瀬『エチケットやろ。』


『…お前それ、』


永瀬『ゴム。』






みるみるうちに顔が赤くなる俺。






廉は開き直ったのか、

それとも赤面した俺が面白くなったのか

ぶらぶらと俺にわざと見せつけてくるから

それを強めに手で振り払った。






永瀬『今からあいつん家行くから。』


『付き合ってまだ…お前1週間だろ。』


永瀬『別に、したいから買ったんじゃないって。』


『…したいって。オブラートに包めよもっと…』






真っ昼間から、

なかなかハードな話を聞かされた俺は、

この後のプールで2人を直視できるのか







永瀬『紫耀、一個いる?』


『いらねぇよ。』


永瀬『あっそ。』






不安になった。






.

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設定タグ:永瀬廉 , 平野紫耀   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ayu | 作成日時:2020年10月8日 14時

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