～恋するオタク～【永瀬廉】２ (ページ36)

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ふかふかベットに疲れた身体を沈ませる。

急にアルバイトを始めて、かつ泊まり込み。

こんな暮らし、さすがに親も許さないだろう、

と思っていたのだが

永瀬の会社の名刺を見せると目を輝かせながら

行ってきなさい！！あんた！！

と、背中を押されて

私は今、豪邸の中に居る。

ご飯付きだし、お風呂も快適

ベットの寝心地は最高だし、申し分ない。

ただ、一つだけ厄介なのは

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朝起きると、必ずと言っていいほど

私の目の前には永瀬の寝顔があって

「…また」

永瀬『…ん～、……』

驚くことも、もうしなくなった。

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私は軽く平手打ち

永瀬はパチンッと目を開く。

永瀬『ん……あれ、…俺、…また来てた？』

「みたいね」

永瀬『……』

「はぁ。…私は朝食作りに行くから。」

ベットの端に腰をかけ

私はメガネを手に取ると

永瀬『…こっち向いて』

「…ん？」

永瀬『……』

「…なに、…」

永瀬がどんな表情をしているのか

ぼやけてよく見えない。

だから私はメガネをつけて、目を凝らす。

永瀬『………』

「ふふ、…どんな表情してんの永瀬」

永瀬『…え？…あー、……んふふ』

「ふふ、…じゃあもう、行くね」

永瀬『……ん。』

長い黒髪を適当に結び

私はベットから立ち上がる。すると、

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永瀬『…待っ、』

「…え！？…」

永瀬『…っ！…』

「……」

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突然後ろから腕を強く引っ張られ

バサッとベットに沈んだ身体。

永瀬『…』

「…」

体勢を崩した私達

2人の絡まる脚や、

そして

私の胸には永瀬の

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永瀬『……』

「……」

永瀬『……柔らか』

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パッシーーーーーーン！！！

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